【笠置シヅ子】美空ひばりと確執と死因は？晩年の芸能活動や写真画像や網羅！

笠置シヅ子さんとは？

笠置シヅ子さんは、大正時代初期から戦前にかけて生活しており、様々な試練に直面してきました。

戦後には「ブギの女王」として知られ、いつもポジティブで笑顔を絶やさない明るい人柄や踊りの腕前が特に記憶に残っています。

2023年NHKの朝ドラでは、笠置シヅ子さんの生涯が描かれています。

笠置シヅ子さんのファンであればビジュアルや「東京ブギウギ」という名前は知っているかもしれませんが、実は娘を持っていたことや美空ひばりさんとの確執など、あまり一般に知られていない側面もあります。

笠置シヅ子さんが亡くなってからも、その人生の軌跡には多くの感動を覚えるでしょう。

笠置シヅ子さんの交際相手は？

笠置シヅ子さんは30歳の時に、吉本穎右さんという方と出会い、交際を始めます。

吉本穎右さんは吉本興業の創業者である吉本せいさんの息子であり、吉本興業の御曹司として知られています。

吉本穎右さんは歌手である笠置シヅ子さんの熱烈なファンだったそうです。

しかし、吉本せいさんは息子が業界を継ぐのにふさわしいとは思わなかったため、笠置シヅ子さんとの関係に反対しました。

そのため、笠置シヅ子さんは歌手を引退するように迫られ、実際に引退を決意します。

しかし、昭和22年、吉本穎右さんは肺結核という当時流行していた病気で亡くなってしまいます。

この出来事は、朝ドラ「わろてんか」でも一部描かれています。

笠置シヅ子さんは子供はいるの？

昭和22年、吉本穎右さんが肺結核という当時流行していた病気で亡くなった数日後、笠置シヅ子さんは娘を出産します。

赤ん坊を常に身近に置きたいと願い、そのために服部良一さんに尋ねて、明るい曲を作ってもらい、「東京ブギウギ」という曲が生まれたと言われています。

笠置シヅ子さんは困難な現実を打破するために、明るく楽しい歌を歌い続けたのです。

娘の亀井エイ子さん

亀井エイ子さんは、1947年6月1日生まれの方で、今や2024年には77歳となります。

亀井エイ子さんは芸能活動は行っていませんし、プライベートについても詳細な情報は公には知られていません。

ただ、2021年1月BS11に出演し、お母様である笠置シヅ子さんについて語っていたことが報じられています。

「母からはたくさんの愛情を受けた」と述べられており、歌手を引退後はさえずりすらしなかったというエピソードもあります。

亀井エイ子さんは決断力がある方のようで、ネット上では「笠置シヅ子の孫」という言葉も見かけますが、亀井エイ子さんには子供がいるかどうかについて情報はありません。

今後、ドラマなどで亀井エイ子さんがお母様に関する話をする機会があるかもしれません。

笠置シヅ子さんの死因は？病気？

ブギウギブームが下火になると歌手活動を引退した笠置シヅ子さんは、その明るさや軽快さ、そして大阪弁を武器に、女優としても娘さんを育てながら活躍しました。

私たちが知る笠置シヅ子さんは、歌手よりもお笑い芸人や俳優といったイメージかもしれません。

笠置シヅ子さんは、69歳の時に卵巣がんが見つかり手術を受けた経緯があります。

手術後、笠置シヅ子さんは回復の兆しが見られましたが、残念なことに翌年に卵巣がんが再発してしまいました。

最期は、一人娘の亀井エイ子さんに看取られながら静かに息を引き取りました。

治療中彼女は病院にて、恩師の服部良一さんの生涯を描いた「昭和ラプソディ」というドラマを楽しんでいました。

このドラマでは、笠置シヅ子さんの役を研ナオコさんが演じていました。

笠置シヅ子さんは、自らの姿を演じる研ナオコさんを見て、「日劇時代は楽しかったね…」と語り、その言葉が彼女の最期の言葉となりました。

葬儀は、師匠である服部良一さんが中心となって進行を手配しています。

笠置シヅ子さんは悲しい出来事も乗り越えて人々に元気を与え続けました。

朝ドラ「ブギウギ」では、笠置シヅ子さんの死因がどのように描かれるのか気になりますね。

晩年の笠置シヅ子さん

晩年の笠置シヅ子さんの写真や画像にも注目が集まっています。

女優業で活躍していた笠置シヅ子さんは、晩年には「お母さん役」が定着していました。

笠置シヅ子さんが出演した主な作品も、改めて振り返ってみると良いですね。

笠置シヅ子さんのカネヨ石鹸の台所クレンザーのCMは多くの人の記憶に残っているかもしれません。

さらに、映画やドラマなどの作品にも脇役として出演していました。

また、笠置シヅ子さんは容姿が鶴瓶さんに似ていたため、「鶴瓶は笠置シヅ子の隠し子」という噂が広まったこともあるそうですが、実際にはそうではありません。

笠置シヅ子さんはこの噂を逆手に取って、噂を楽しんでいたと言われています。

笠置シヅ子さんは、歌手として引退した後も歌番組の審査員などで活躍していましたが、晩年には鼻歌すら歌わなくなるほど歌手業から遠ざかっていたとされています。

女優業に専念することもありましたが、女優引退後はメディアには出漏らすことがなく、晩年の芸能活動はあまり知られていません。

笠置シヅ子は心の支えはエノケンさん南原繁さん

１９７４年時に喜劇の大先輩であるエノケン（榎本健一）さんと笠置シヅ子を支援する南原繁さんも亡くなりました。

この時、笠置シヅ子は心の支えを失うことになりました。

笠置シヅ子が喜劇の恩師であるエノケンに気に入られたのは、有名な「東京ブギウギ」が全盛期を迎える前の１９４６年でした。

このことからも、笠置シヅ子は歌手としても演技者としても才能があったことがうかがえます。

と言われたという逸話があります。

笠置シヅ子とエノケンの間には、芸能史に残るような偉業が成し遂げられました。

晩年は女優として活躍した笠置シヅ子ですが、なぜ歌手と女優の両方の道を選ばなかったのか、疑問に思います。

笠置シヅ子が女優として引退した後の活動情報や画像はほとんど見当たりません。

歌手を辞める際も同様でしたが、笠置シヅ子は自らの輝いた時代をそのまま残したかったのだと思われます。

笠置シヅ子さんと美空ひばりさん

美空ひばりさんと笠置シヅ子さんの関係性に注目してみたいと思います。

美空ひばりさんは「悲しき口笛」でデビューする前、自分の持ち歌がなかった時期がありました。

その頃、美空ひばりさんは笠置シヅ子さんのものまねをしていたことがあり、その才能に拍手喝采を浴び、「ベビー笠置」と呼ばれるほどでした。

なんといっても、大人びた美しい歌声を持った人物として知られています。

ただ、当時はまだ幼かった子供が恋愛の歌を歌うことや大人を模倣することは非難されることもあったようです。

しかし、笠置シヅ子さんと美空ひばりさんの交流は当時確かにあったようです。

笠置シヅ子さんは歌唱力に秀でた美空ひばりさんを可愛がっていたと思われます。

そうした交流もありますが、美空ひばりさんがデビュー前にハワイでの公演が決まった際、笠置シヅ子さんはその後に公演予定を抱えており、状況は複雑であったようです。

美空ひばりさんと笠置シヅ子さんは、それぞれの音楽活動において特定の楽曲がないという状況について比較されています。

笠置シヅ子さんは、かつて自分の歌をハワイで歌われることを嫌がり、ブギを歌わないように指示していましたが、結局自らも歌ってしまった経緯があります。

この行動によって、美空ひばりさんの影響を受けていると見られ、笠置シヅ子さんはそれに傷つきました。

しかし、これは本人の主体的な行動ではなく、周囲の事情によって起こったものであり、両者共に被害者の側面もあると言えます。

その後、和解が成立したというエピソードもあり、ほっとしました。

笠置シヅ子さんの生涯を描いたドラマ

2023年10月2日からは、笠置シヅ子さんの生涯を描いた朝ドラ「ブギウギ」が放送されています。

このドラマでは、主演は趣里さんが務め、両親役には柳葉敏郎さんと水川あさみさんが出演しています。

草彅剛さんや蒼井優さん、菊地凛子さんなどの豪華な俳優陣も共演しています。

笠置シヅ子さんはブギの代表として知られており、高い音域や軽快なリズム、そしてダンスを演じることは大変でしょう。

作曲家の服部隆之さんの指導を受け、レッスンを積んだ結果、主題歌の「ハッピー☆ブギ」も趣里さんが歌うことになりました。

ドラマでは真実とは異なる部分もあるかもしれませんが、期待が高まります。

福来スズ子役：趣里さん

大阪の下町で先頭の看板娘として育つ

花田梅吉役：柳葉敏郎さん

映画とお酒が好きなスズ子の父親

花田ツヤ役：水川あさみさん

義理と人情、愛情深いスズ子の母親

羽鳥善一役：草彅剛さん

スズ子とタッグを組む天才作曲家

大和玲子役：蒼井優さん

トップスターのプライドを背負い、孤独と闘いながら周りを引っ張っていく

茨田りつ子役：菊地凛子さん

茨田りつ子のモデルは青森県出身の歌手、”ブルースの女王”と呼ばれた淡谷のり子さん

笠置シヅ子さんのプロフィール

小学校を卒業後、宝塚音楽歌劇学校に挑戦しましたが、容姿（身長150㎝、痩せ型）のために合格できませんでした。

同じ年にOSK前身の「松竹楽劇部養成所」に合格し、芸名は「三笠静子」という名前でした。

後に改名して「笠置シズ子」と名乗ることになりました。

意外なことに、明治時代や大正時代にはカタカナ表記の人名も多かったのです。

笠置シズ子さんは松竹歌劇団（OSK）に入団し、服部良一さんと出会ってからは、一緒にジャズを歌ったりしました。

映画でも主演を務めるなどしましたが、戦争の影響で歌手としての活動が制限されるようになりましたが、それでも、慰問活動などに力を入れ、歌の活動を続けました。

戦後は、ほとんどの曲を服部良一さんが作曲しました。

服部良一さんとのコンビで戦後直後に、希望と元気を与えるような楽しい曲がたくさん生まれた時代でした。

これらの曲は当時、人々に活力と勇気を与えてくれたでしょう。

そして、その後、日本は高度成長に舵を切っていったのです。

「東京ブギウギ」は最初に大阪の梅田劇場（現在のHEP）で歌われました。

当時は歌手はマイクの前で静かに歌うものとされていましたが、笠置シズ子さんは舞台の上で踊りながら歌うという派手なパフォーマンスを披露しました。

ステージ上で踊りながら歌う歌手は彼女が最初の人だったのではないでしょうか。

観客も驚いたことでしょうが、大いに開放感に包まれたことでしょう！

笠置シズ子さんの「東京ブギウギ」現在は？

例えば、クリアアサヒのCMなどで使われています。

様々な歌手がカバーしたことでも有名な曲ですね！

たくさんのアーティストが歌っています。

まとめ

笠置シズ子さんの生涯は大切な人との死別、自身の病気に手術、そしてかけがえのない娘さん。

沢山の困難にも乗り越えてきました。

笠置シズ子さんの「東京ブギウギ」は現在も受け継がれる代表曲です。

この曲は終戦直後に生まれ、時代を超えて古さを感じさせない魅力がありますね！

ちなみに、ブギウギブームが下火になり、昭和32年には歌手が引退し、芸名も「笠置シズ子」から「笠置シヅ子」に改名したことがありました。

どちらかというと、「ズ」なのか、「ヅ」なのか、正確なことに関して疑問もあったようですね。

とにかく、この曲で心踊りましょう！

あおい

最後まで読んでいただきましてありがとうございました！