ショートスリーパーは早死にする?ショートスリーパーの割合とは

はじめに、ショートスリーパーとは睡眠時間が1日5~6時間未満と短い傾向の方のことをいいます。

さらに睡眠時間が短い場合でも日中に眠くなることがあったり、週末に寝だめをすることもなく、睡眠不足による心と身体への不調が一切ないことが条件になっており、日常的な活動を普段通りに問題なく行うことが出来る方のことをショートスリーパーと表現するそうです。

そのような方は本当に存在するのでしょうか。

睡眠時間が6時間未満であることが寿命や健康に影響を及ぼすのではないでしょうか。

目次

ショートスリーパーは早死にするって本当?

眠る女性

睡眠時間の長さについては短時間でも、長時間でも病気を発症するリスクが高くなることがわかっています。

発症リスクの高い具体例は、睡眠時間の長い方は脳卒中、睡眠時間の短い方は狭心症や心筋梗塞といった虚血性心疾患です。

また睡眠時間は季節によっても変化があることがわかっています。夏は寝るまでの時間が遅く、朝は日の出が早いため早起きの傾向があるため、睡眠時間が短くなるそうです。

冬は日の入りが早く、暗くなる時間帯が早いため就寝も早く、朝も日の出の時間が夏より遅いため遅く起きる傾向があり、1年の中で最も睡眠時間が長かったりと季節に応じて睡眠時間にも変化があることがわかります。

これは季節に伴い日照時間が変化することによって、身体の生活リズムが変わってしまうからだと考えられています。

国立がん研究センターと健康研究センター調査では、睡眠時間を7時間程度確保している方が最も死亡リスクが低いことも判明しています。

睡眠が1日の中で4時間未満である短時間の方や、反対に10時間以上の長時間睡眠を1日にとっている方は、7時間睡眠の方と比べて約1.6倍~1.9倍死亡リスクが高くなることも示されているそうです。

しかし、一般の方より睡眠時間が短くても満足できるだけの十分な睡眠を確保できていることから健康や寿命への影響はないとされているため、ショートスリーパーの方が早死にすることが必ずしも起こるわけではないそうです。

ショートスリーパーは脳の眠りが浅くなるといわれているレム睡眠の時間が他者より少なく、深く熟睡できている時間がほとんど一般の人と変わらないため短時間でも満足感のある睡眠をとれていると考えられます。

ショートスリーパーだといわれている有名人

歴史上の著名人や有名人だとナポレオンやレオナルドダヴィンチ、発明王のエジソンやナイチンゲールもショートスリーパーだったといわれています。

ナポレオンはわずか3時間の睡眠で馬の上で眠ることもあったそうです。

現代人でいうとイギリス元首相のマーガレットサッチャーが4時間の睡眠だったといわれており、ビル・ゲイツやアメリカ元首相のドナルド・トランプも1日数時間の睡眠時間だといわれています。

ショートスリーパーの割合

グラフ

現在ショートスリーパーについてはその症状について曖昧なことも多く、はっきりとした算出はされていないそうですが、おおよそ全人口の約1%未満の割合で存在するといわれています。

平成16年にインターネット上においておこなった日本全国の16歳~75歳の男女2万4千人を対象に調査したデータの結果から人口の0.5%以下、およそ200人に1人以下の割合だとされているそうです。

近年、日本の成人の睡眠時間は年々減少傾向が続いており、普段の睡眠時間が5時間未満と答えている人の割合が全人口の8.5%に上るそうです。

最近だと令和2年に厚生労働省が行った調査によれば、睡眠時間が6時間未満であると答えた方が男性では37.5%、女性では40.6%いることが判明し、それぞれ3分の1以上まで増加していることがわかりました。

しかし、この中には日中の眠気のため昼寝をする方や、休日に寝だめをして帳尻を合わせながら平日5時間未満の睡眠で過ごしている方、不眠症などの睡眠障害によって睡眠が短縮している人も多数含まれています。

また、ショートスリーパーは急になれるのではなく、親などからの遺伝による特性が関係していると考えられており、同じ親からでも遺伝する方とそうでない方もいることが明らかになっています。

まとめ

眠そうな女性

ショートスリーパーは遺伝が大いに関係している症状であり、その特性から一般的な睡眠時間の短い方とは似ているようで全く異なることがわかりました。

短い睡眠時間だと早死にするリスクも高いといわれていますが、質の良い睡眠を短時間でとれているショートスリーパーの方は日常生活や健康状態も問題なく過ごす事ができているそうです。

一般の方が普段よりも短時間の睡眠にしようとした場合、仕事のパフォーマンスや生活面への影響、健康を害するおそれもありますのでやめたほうがいいでしょう。

ショートスリーパーだと思っていたのに短時間睡眠による健康への影響を感じられる方は寝付きが悪く寝たのに熟睡感がない、十分に睡眠をとったはずなのに日中の眠気が強いなど身体の不調が出てくると思うので保健医療専門職に相談しましょう。

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