毎日家事育児仕事にとマルチタスクなお母さんたち。
毎日避けて通れないことの一つに子供に食事を食べさせることがあります。
子供たちがスクスク育つためにお母さんたちは一生懸命食事の内容を考え、食べさせてあげていますよね。
しかし子供一人一人に個性や食べ物の好き嫌いがあり、子供の毎日の気分だって変化していきます。
そして日々成長しているので食べられる内容や形態も変化していく。
昨日「好き」と言っていた物が今日は「嫌いだから絶対食べない」と言われて振り回されている気分になったりもしますよね。
兄弟が増えるとその分また食事にかかる時間も増えていきます。
ただでさえやらなければならない事がたくさんあるのに、一生懸命準備した食事を「ポイっ」と捨てられたり拒否されると本当にしんどいですよね。
私も3人の子育てをしており、一時期は食事の時間が苦痛でしかたなかったです。
1歳半~2歳頃になるとイヤイヤ期が始まり更に大変さがアップしていきます。
お母さんたちが少しでも楽になるように1歳半のイヤイヤ期の子供たちがご飯を食べない事に対してどのように対策していったらよいのかまとめてみました。
イヤイヤ期ってこういう時期
子育てをするうえで必ず耳にする『イヤイヤ期』。
なんとなくは分かるけどイヤイヤ期について改めて調べる事はあまりないかもしれませんね。
イヤイヤ期について少し説明します。
イヤイヤ期の多くは1歳半~2歳頃から始まると言われています。
その名の通り様々なことに対し「いや!」と言って拒否することを言います。
実はこの言動には意味があると言われています。
1歳半~2歳頃は「自分」を認識し始める時期といわれています。
自分と他者の区別がつくようになってくるので親などの他人から「これをして!」と言われると「自分がやりたいこととは違う」ということを「いや!」という言葉で拒否するのです。
この時期の子供はまだ自分の好きという感覚は身についていないので拒否することで意思を表しています。
「いや!」という言動を繰り返して自分のやりたいことや心地の良いことを探しているのです。
ご飯を食べてくれない理由はなに?
先ほど説明したように1歳半頃は自分の「好き」を探している時期です。
このくらいの時期の子供たちは「これ ちょうだい」と2語文を話し始めます。
しかしそうではない子もいますよね。
実際我が子も一番上の子は言葉を話し始めるのが遅く、2歳になってもなかなか言いたいことが伝わってこないことが多かったです。
そのため食事を嫌がる理由がわからず困っていました。
その中でもご飯を食べない理由をいくつか考えてみました。
理由①食事の内容がワンパターンで飽きる
食事は毎日のことなので内容がワンパターンになったり、気が付いたら食べ物の大きさや形態がその子に合っておらず食べないということが考えられます。
理由②お腹がすかない
1歳半頃であるとまだ卒乳していない子もいるかと思います。
授乳は愛着形成に必要なことなので無理にやめる必要はないと思いますが、授乳時間によってはお腹がすかない子もいると考えられます。
また、おやつの時間が遅くなるとお腹がいっぱいになり食べてくれない事もあります。
理由③周りのことに興味がある。
この時期は周囲のことにも興味が出てくるのでテレビがついていたり、周りがざわついていると気が散って食事をしない可能性があります。
ご飯を食べてくれないときの3つの対策
上記の理由を踏まえたうえで私の考える対策法3選をご紹介します。
①食べ物の形態を変えてみる、内容を見直す
たまにご飯にキャラクター物の海苔を乗せてあげる。
時間のある休日には野菜を型抜きしたものを取り入れてみるなどいつもと違った事をしてみると特別感が出て子供も食事に興味を持ちやすいです。
忙しい時にはキャラクターや動物のピックを刺してあげるだけでもいつもと違った一皿になります。
ただし、ピックは先が尖っているため子供がけがをしてしまわないように注意しましょう。
また、手づかみ食べしやすいような形態を見直すことも必要かと思います。
我が子はおにぎりの海苔やご飯粒が手にくっつくのが嫌だったようであえてラップに包み棒状にしてから渡していました。
拒否された野菜は細かく刻んでハンバーグに混ぜたり、チャーハンにしてしまいました。
授乳やおやつも時間や量を見直してみるとお腹がすいて自然とご飯に手をつけるようになるかもしれません。
②環境を変えてみる
周囲が気になって落ち着いて食事をしないときは思い切ってダイニングテーブルではなく床に小さい机などを置いてそこで食べさせてみてはどうでしょう。
また天気の良い日には自宅のベランダや庭にレジャーシートを引いてピクニック気分で食事をしてみる。
雨の日であれば我が家ではポップアップテントと簡易テーブルをリビングに出しておうちキャンプをしています。
その時にはお弁当箱やタッパーにご飯を入れて本当にピクニックやキャンプをしているようにしていました。
また、食事風景を実況中継すると子供もワクワクしながら食事をしてくれることもあります。
そのほかに割られてしまうリスクもありますが、大人と同じ食器に子供の分も盛り付けると皆とお揃いがうれしくて食べてくれることがありました。
③食べさせることをあきらめてみる
子供も体調の変化や気分のムラがあります。
毎回子供の「いや!」に真剣に向き合っているとお母さんも気持ちが疲れてしまいますよね。
その時にご飯を食べなくても1日や1週間の中で補えていれば大丈夫!と気持ちを切り替えて無理に食事させることをあきらめてみるのもありだと思います。
実際私もそうしていました。
食べてくれない事での栄養面が気になるときにはおやつの時間にはお菓子と決めつけず甘いきな粉おにぎりをあげたり、その子の好きな野菜があればおやつの時間にあげてもいいとおもいます。
市販のベビーフードも活用していくのもおすすめです。内容が気になるときは少しお値段は張りますがオーガニックの物もあるので使ってみてください。
まとめ
今回はイヤイヤ期の1歳半の子供がご飯を食べない理由と対策について実体験を元にまとめてみました。
1歳半はイヤイヤしながら自分の好きなことを探している時期です。
そのため食事の内容や環境をいろいろ変えてみてその子の心地よい環境や食事を見つけていくことが大切かと思います。
ただお母さんたちが頑張りすぎて体調やメンタルを崩してしまうことは避けたいです。
食事は毎日のことなので無理なく手抜きをしたり、工夫する内容は休日にやってみたりとお母さんの健康第一でやっていきましょう。
今回の内容が少しでもお母さんたちのためになればと思います。
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