iPhoneのボイスメモ機能で録音するとバレる?意外と知らない『iPhoneボイスメモ』の活用術7選!

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iPhoneのボイスメモはバレるの?

職場の上司にパワハラされ、証拠を残したいけどどう使ったらいいかわからない!

という方や、

ボイスメモって何に使えるの?

と疑問に思っている方に、

ボイスメモについて詳しくお伝えしていきたいと思います。

iPhoneに標準搭載されている、音声を録音できるボイスメモアプリ。

あるのは知っていたけど、使ったことがない、という人も多いのではないでしょうか。

意外と便利なボイスメモ、上手に活用する為に是非お役に立てればと思います。

この記事でわかること:

ボイスメモの活用シーン

ICレコーダーで録音しながら取材やインタビューをする場面は想像できますよね。

では、ICレコーダーよりもっと身近なスマホアプリ、iPhoneのボイスメモは、どんな場面で使われているのでしょうか。

職場や学校、習い事、プライベートにおいても、使い方次第で活用シーンは無限に広がります。

iPhoneボイスメモの機能と使い方

基本操作

【録音】赤い丸ボタンを押します。

【停止】録音中に赤い四角ボタンを押すと、録音が終了し、自動的に保存されます。

保存名は「新規録音」となります。

iPhoneの「設定」→「ボイスメモ」で位置情報がオンになっていれば、現在地の名前で保存されます。

【録音の一時停止】録音中の画面を上にスワイプすると出てくる、一時停止ボタンを押します。

【録音の再開】一時停止中に出てくる、「再開」ボタンを押します。

【再生】録音したファイルを選択し、黒い三角ボタンを押します。

【保存名の変更】録音したファイルを選択し、保存名の部分を押すと、そのまま修正できます。

【削除】削除したいファイルを選択し、ゴミ箱のマークを押します。

一度に複数消したい場合は、右上の「編集」を押し、ファイルにチェックを入れると、選択したもの全て削除できます。

削除したファイルは「最近削除した項目」に最大30日間保存されます(iPhoneの「設定」→「ボイスメモ」から、保存日数が選択できます)。

完全に削除したい場合は、「最近削除した項目」からファイルを選択し、ゴミ箱のマークを押します。一度に全て削除したい場合は、右上の「編集」を押し、「すべて削除」を押します(この編集画面で、チェックを入れると選択して削除もできます)。

【復元】「最近削除した項目」にある間は、復元できます。「削除」と同様の手順で、個別に「復元」、「すべて復元」ができます。

編集

録音したファイルを選択し、「…」を押します。

「録音を編集」を押すとさまざまな編集ができます。

【再録音】「再録音」ボタンを押します。

時間軸を左右にスクロールすると、0.01秒単位で好きな箇所から再録音できます。

【トリミング】右上を押すと、トリミングの画面になります。

一番下の時間軸を左右に動かし、切り取りたい部分の始めと終わりを選択し、

「削除」を押します(逆に、残す部分を選択したい場合は、「トリミング」を押します)。

削除・トリミングをする前に、内容を確認したい場合は黒い三角ボタンを押すと、選択した部分だけが再生されます。

削除・トリミングをした後でも、左上の「キャンセル」を押すと元に戻ります。

右上の「保存」を押す事で、完全に実行されます。

【オプション】左上を押すと、オプションの画面になります(オプションは、ファイルを選択した時点でも出てきます)。

個々のファイルで設定の保存ができます。

元に戻したい場合は、オプション画面の左上、「リセット」を押します。

再生速度:左右に動かすことで、再生速度を変更できます。右に動かすと速くなり、左に動かすと遅くなります。

無音をスキップ:音の無い部分をスキップして再生します。

録音補正:エコーやノイズなどを補正して、再生時に聞き取りやすくします。

【共有/保存】

録音したファイルを選択し、「…」を押します。

「共有」を押すと、メールやLINEなどに送信したり、AirDropで他の端末と共有することもできます。

LINEの場合は、送信後1週間でデータの再生、保存ができなくなるので、残したい場合は送った相手に、別のところに保存してもらうよう伝えておくと良いでしょう。

「ファイルに保存」で、iPhone内やiCloud Driveなどに保存、「Dropboxに保存」もできます。

iPhoneボイスメモ:注意点

着信があると、電話に出なくても録音が強制的に一時停止になります

着信に限らず、LINEやTwitterなどの通知音でも停止してしまいます。

重要な録音をする時は、iPhoneの「設定」を「機内モード」にしておくことで、防ぐことができます。

残念ながらボイスメモでは、通話の録音は出来ません(別のアプリを使用すれば可能です)。

録音時間に制限はありませんが、容量がいっぱいになると、録音が停止してしまいます

ストレージの消費する量は、1分=約470KBで、37時間=1GBです。

長時間録音する時は、空き容量があるか確認しておくことをおすすめします。

ボイスメモのマイクはスマホの底面、充電差し込み口の両側にあるので、ここを塞がないようにしましょう

映画館やコンサートなど、録画・録音が禁止されている場所での使用は犯罪になるので、バレないからといって録音するのは、絶対にやめましょう。

こっそり録音してもばれてない?

iPhoneのボイスメモがバレる可能性は非常に低いと思われます。

ICレコーダーと違い、iPhoneは多くの人が使用しており、ポケットに入れていても全く違和感がないからです。

誰もいないところで録音をスタートさせ、ポケットやバッグに入れておいて、再び誰もいないところで停止すれば完璧です。

準備しておらず、急に録音したい場面になった時でも、相手がよそ見をした隙に素早く録音できるように設定しておくと良いですね。

どの画面からでも、下から上にスワイプすると出てくるコントロールセンターにアプリを入れておき、3D Touch(タップではなくボタンを押し込む)すると、すぐに新規録音が出るのでそれを押します。

コントロールセンターにボイスメモがない場合は、iPhoneの「設定」→「コントロールセンター」で追加できます。

録音時に”ピン”という音がするので、くれぐれも消音するのを忘れないようにしましょう!機内モードにしておくと安心ですね。

但し、ボイスメモ録音中は、ロック画面を開く度に全面に録音画面が出ます(下にスワイプするとすぐに消えますが、再度開くとまた出ます)。

又、上部のスライドバーには常に録音中の表示が出るので、気をつけて下さい。

普段から勝手にiPhoneの画面を見られるような親しい間柄の人をこっそり録音する場合、ボイスメモがバレる可能性は高くなります。

『iPhoneボイスメモ』の活用術7選!

パワハラ、セクハラなどの職場トラブルや、事故の際の証言の証拠として

出来ればあって欲しくない、職場やプライベートでのトラブル。

言った、言わないの意見の食い違いを防ぐ為にも、自分の身を守る為にも、録音で証拠を残す事が必要な場合もあります。

こういった場合、ボイスメモでの録音がバレると、証拠が残せなくなったり、事態が余計こじれたりする可能性もあるので、慎重に使用する事が必要です。

病院や役所などの難しい説明の確認のため

病気の説明や薬の飲み方、役所での手続き方法など、一度では覚えられない!という時、録音しておくと安心ですね。

何度でも再生できるので、家に帰ってもう一度ゆっくり聞き、確認する事ができます。

授業やセミナーの、ノートの補助として

学校の授業やビジネスセミナーなどで、ノートを取るけど追いつかない、聞き逃したくない、という場合、録音しておくと後で復習できますね。

英会話の発音なども、家に帰って練習する事ができます。

打ち合わせや会議の議事録として

打ち合わせや会議ですべてを記録するのは難しいという場合でも、記録は一旦ボイスメモに任せ、会議に集中する事ができます。

歌や楽器、プレゼンテーションなどの練習用に

歌や楽器の演奏を録音して、客観的に聴く事ができます。

プレゼンテーションや面接の練習などにも良いですね。

聴く側になる事で改善点が見え、上達も早くなるでしょう。

私も以前、コールセンターに勤めていた時、

お客様に自分の話し方がどう聞こえているのか、ボイスメモを使い練習していました。

日常のメモ代わりとして

急に良いアイデアを思いついたけどメモするものがない!という時や、買い物を頼まれた時さっとボイスメモを取り出して録音しておけば、忘れる心配がありません。

子供などの家族の声や、大切な人に送るメッセージの録音

仕事で疲れて滅入りそうな時、愛する子供の「頑張って」や「大好きだよ」などの声を聞くと元気が出ませんか?小さい子供なら喜んで録音してくれると思います。

LINEで送る事もできるので、何かのお祝い事の時、大切な人にメッセージを送るのも良いですね。

iPhoneボイスメモ:よくある疑問・質問

iPhoneで録音する際、ロック画面に録音している事が表示されない録音アプリってあるの?

iPhoneのボイスアプリでの録音中は、ロック中の画面を開く度に、全面に表示が出ますよね。

許可を得て録音している場合は良いですが、こっそり録音している場合、見られるとすぐにバレてしまいます。

全面に録音中の表示が出る事はなく、画面上部のステータスバーだけの表示にするアプリはあります。

代表的なものは「PCM録音」です。

バレるのは絶対困る!どうしても全部消したい!という人は…「StealthMemos」という脱獄アプリで完全に消せるものがあるようです。

脱獄アプリとは、Appleが認定していないもので、違法ではないがAppleの契約違反にあたるので、サポートも受けられなくなり、セキュリティが弱くなるようです。

端末が壊れる可能性も。

決しておススメはできません。

PCM録音アプリって?

ボイスメモと同じような機能を持った無料レコーダーアプリです。

録音は、リニアPCM(WAV)形式・非可逆圧縮のAAC(M4A)形式を選択可能で、高音質で保存できます。

録音時間は無制限ですが、容量は2GBまでとなっています(有料のPCM録音Proは無制限)。

録音中はすべての画面で、スライドバーの色表示が出ます。

通話/ボイスメモ/デバイスの音を録音【AudioRecorder XS (iOS 12)】 について

ボイスメモでは出来ない、通話を録音する事が出来ます

LINE通話もOK、純正の電話機能のものであればすべて対応可能です。

iOSで再生される音であれば、アプリの音など、すべて録音できます。

ですが、こちらも前途した「StealthMemos」と同様に、脱獄アプリですので、おススメはできません。

通常の通話だけであれば、App storeにアプリがあるのでそちらを利用すると良いと思います。

画面録画時のステータスバーの赤いエフェクトを非表示【SilentRecorder】にする方法

画面収録や位置情報使用中に、ステータスバーの色が変化するのを防ぐのが、「SilentRecorder」です。

ボイスメモ録音中の表示も、もちろん非表示にできます。

但し、残念ながらこちらも脱獄…。

Appleで正式には認められていません。

どうしても使用したい場合は「SilentRecorder」で検索するとインストール方法が出てきますが、使用するかどうかは自己責任になります。

まとめ

iPhoneボイスメモは、とても便利で用途も幅広いですね。

こっそり録音する場面というのは、主に職場の上司のパワハラ発言を録音したり、もめ事の相手との会話を録音する、などでしょうか。

相手が一定の距離感のある人ならば、スマホを見られたりするケースはほとんど無い為、ボイスメモがバレることはないと思います。

ですが家族や友人など、親しい人の場合は不意にスマホを見られてバレる、という事もあるかも知れません。

今後、録音中の表示がすべて非表示になる事はあるのでしょうか。

もし実現したら、便利にはなりますが、一方で犯罪に使われることも増えそうな気がします。

iPhoneのボイスメモは、標準搭載の便利なアプリです。

ボイスメモがバレるかバレないか気にするような事にではなく、お祝いメッセージなどの楽しい事に使いたいものです。

こっそりボイスメモを使わないといけないようなトラブルは無いに越した事はないですね。

この記事でわかること: