買ってはいけないミシンの特徴とおすすめミシン5選!失敗談も紹介をタイトルに記事を書きます。
「子どもにバッグや服を縫ってあげたい」
「服のリフォームをしたい」
「刺繍をしたい、名前を入れたい」など、
ミシンを手に入れたときのことを想像するとワクワクしてきますよね。
ただし、「機能」や「価格」には、ばらつきがあります。
簡単なものを縫うだけだからといって「安いもの」を買ってしまうと、後悔することになりかねません!
- 今回の記事では、
- 買ってはいけないミシンの特徴と理由
- 失敗談
- 失敗しないミシンの選び方
- 買ってよかったおすすめミシン
などについてご紹介いたしますので、
「何を基準にして選べばいいか分からない」と悩んでいる方は、
是非参考にしてみてくださいね。
買ってはいけないミシンの特徴と理由

買ってはいけないミシン:自動糸通し機能がないもの
ミシンを使用する場合は、下糸と上糸をミシン本体にセットしてから使いますが、自動糸通し機能があれば、上糸の糸通しを自動で行ってくれます。
それなりの値段がするミシンにはなりますが、
機能があるなしでは作業効率が違いますよ。
買ってはいけないミシン:厚手の生地が縫えないもの
安い電動ミシンや、コンパクトなタイプのものを購入して、
「デニムなどの厚い素材が縫えない」「厚手のものになると針が通らない」といった後悔の声も。
買ってはいけないミシン:修理ができないもの
保証がもともとついていないミシンは、交換部品がないなど修理ができず壊れたら使えなくなってしまうので、
購入前に修理対象であるか、保証はしっかりされているか確認するようにしましょう。
また、外国製などのメーカーも購入後のアフターフォローが充実していないので、故障した時に対処に困るでしょう。
買ってはいけないミシン:安価なもの
「使う頻度も少ないし、安いものでいいか」と
その場で適当に選んでしまうと、
パワー不足や部品の精度の低さ、
あるいは無理な低予算設計というような理由で、
うまく使えない、といった可能性も。
買ってはいけないミシン:ライトがついていないもの
基本的に、ミシンを使う時は、細かい作業が多いはず。
手元が暗いと、刺繍なども見えづらく、目も疲れやすいです。
長時間使う方は、ライトが付いていると作業がはかどりそうですね。
買ってはいけないミシン:トイ系やキャラクターモデル
キャラクターモデルのミシンはとても可愛くて安価なので、
つい欲しくなってしまいますよね。
でも、価格には「キャラクターのライセンス料」も含まれているので、製品自体はかなりコストを抑えて作られているのです。その分、製品スペックも低くなります。
買ってはいけないミシン:マイナーなメーカーのもの
普段耳にしないようなメーカーや外国製のものなどは、購入後の保証が短いことも多いです。
故障した際に修理の受付けをしてもらえないなど、まともな対応をしてもらえないことも。
故障したら、買い替えないといけないという事態になりかねません。
買ってはいけないミシン|失敗談

初めて購入した方の中で、「ろくに下調べせずに買って後悔」といった声が聞かれました。
子どもの入園グッズを作って…
子どもの入園グッズを作ってついでにズボンの裾上げなどもしようとミシンを購入したものの、厚物縫いはできなかった。
家電量販店で…
家電量販店で特にこだわりなくミシンを購入したけれど、使ってみると意外と音が大きく、置き場にも困ってしまった。
糸が絡まって…
糸が絡まってしまったりして故障するのが早かった。ネットで調べてから買ったのに、使いにくかった。
失敗しないミシンの選び方(初心者向け)!

結局、どんなミシンを買えばいいのでしょうか?
これから、選び方を説明していきますね。
□ミシンのサイズ
ミシンのサイズには、「フルサイズ」「レギュラーサイズ」「コンパクトサイズ」があり、自分の目的や用途によってサイズを選びましょう。
□ミシンの種類
ミシンには、「コンピューターミシン」「電子ミシン」「電動ミシン」の3種類があります。
また、安いミシンは本体が小型なので、1~2年使用するうちにパワーが落ちてしまい、5年ほどで不具合が出て、買い替えるという方が多いようです。
●コンピューターミシン…電子ミシンを、さらに高機能にして使いやすくしたもの。初心者に最もおすすめ。
ボタンひとつでいろいろな模様を縫うことができ、値段が高くなるにつれて縫える模様も増えています。
●電子ミシン…針の上下運動を電子回路でコントロールします。糸調子や縫い目、スピードや模様の選択がダイヤルでできて手軽。
●電動ミシン…昔からあるシンプルな機能。手元・足踏みスイッチで、縫うスピードを自分で調節できるモデルもあります。
ただし、糸調子を自分で合わせなければならないのであまり初心者向きではなさそうです。
□ミシンの価格
ミシンの価格は、安いものでは1万円、また激安ミシンとして5,000円から8,000円台のものも市場に出回っています。
しかし、安いという理由で安易に飛びつくのはおすすめできません。
できるだけ長く、また必要な機能を利用して縫物を楽しみたいなら、2万円以上ものを購入することをおすすめします。
□ミシンを使う目的を把握
幼稚園や小学校入学時のグッズを作るだけなら、
場合によっては「1万円程度の電子ミシンでも問題なかった」という方も。
また、普段ミシンを置く場所や、作業する場所に差し支えない大きさかどうかもチェックしましょう。
持ち運びの機会が多いなら重量なども確認しましょう。
どういうミシンを選ぶか決められなければ、ネットで調べて、実店舗に行って、使わせてもらってみて、「使いやすい」と感じた機種を選んでみましょう。
□ブランドやメーカーについて

●ジャノメ
世界で初めて家庭用刺繍ミシンを販売したメーカーです。
その機能性の高さが支持されています。
幅広い層に対応する豊富な機種を取り揃えていて、家庭でも使いやすい充実した機能はもちろん、価格とのバランスのよさも人気。
シンプルながら作りがしっかりしているので、長年愛用できるミシンです。
●ブラザー
世界40ヶ国以上を拠点にし、家庭用ミシンから工業用ミシンまで、豊富な機種を扱う人気老舗メーカーです。
厚地から薄地まで、幅広い布地に対応する機能性の高さもポイント。
また、刺繍ソフトの種類も充実していて、デザイン力の高さも魅力のひとつです。
小物にオリジナリティを出したいと思っている方にもおすすめ。
●ジューキ
工業用ミシンのノウハウを生かした、パワーと耐久性のある家庭用ミシンを販売しています。
工業用ミシンのような自動糸切機能や自動で返し縫をしてくれる自動止め縫いが搭載されていて、洋服づくりをするときにも最適。
自動糸調子や自動糸通しなどの機能も充実しています。
●シンガー
アメリカのニューヨークで設立され、160年以上も続いている老舗ミシンブランドです。
初心者から上級者向きのものまで、製品のラインナップは様々です。
他のメーカーに比べると比較的安い価格のものからあり、文字縫いができる機種があります。おしゃれなデザインも魅力。
□ミシン初心者にオススメの機能
●文字入れ・刺繍機能付き
幼稚園の名入れに便利な文字入れ、刺繍機能はあると便利です。
ワッペンでつける場合と比べれば格段に質が良いものが出来上がるので、幼稚園グッズなどを手作りする方は、ぜひ欲しい機能です。
●スピード調節・その他機能
縫うスピードを調整できるタイプのものは、自分の好きなスピードで縫えるため、あると安心な機能です。他にも自動糸通し機能や、下糸引き上げ機能などがついていると作業もスムーズで、時短になりますよ。
●フットコントローラー
フットコントローラーを使用すると、足で踏みながら生地を縫うことができるので、初心者にとっても便利です。
ミシンを使うときは生地を両手で持って縫うので、スタートボタンを押すのに片手を生地から離さなければなりませんが、このフットコントローラーさえあれば、足で操作できるので両手を離す手間がありません。
ミシン買うならこれ!買ってよかったおすすめミシン

初心者にピッタリなミシンを、デメリットも合わせてご紹介しますね。
①JAGUAR コンピューターミシン高性能モデルMMー115
こちらのモデルは、作業がしやすいワイドテーブル、フットコントローラー付き。
その上、手元をLEDで照らしてくれるので、作業もしやすい。
また、液晶ディスプレイで操作もしやすく、自動糸調子も搭載されています。40種類以上の縫い目を選べるのもポイント。
高機能なのに比較的購入しやすい価格で、高コスパモデルです。
ただ、「取り扱い説明書を見てもなかなか理解できず、苦労した」という方も。
②ジャノメ(JANOME)コンピューターミシンJP-310
縫い模様20種類、自動針糸通し機能、自動糸調子機能などあらゆる機能を搭載した、初心者にぴったりのコンピューターミシンです。
別売りのフットコントローラーと組み合わせれば、両手を離さず作業ができます。
操作がとにかく簡単で、ミシンに慣れていない方でも簡単に続けられます。
また、「付属している使い方のDVDもわかりやすく、ミシンなんて長年使っていなかったのに、かなり使いやすかった」「アフターサービスも充実していて安心」など、高評価の声がたくさんあがっています。
難点としては、スタート・ストップボタンが低い位置にあるので押しにくいこと、フットコントローラーが別売り、といったことくらいでしょうか。
③シンガー(SINGER)コンピューターミシンSN778EX
こちらは、文字縫い機能付(ひらがな・数字・アルファベット・漢字)で、 フットコントローラーとワイドテーブルも付いています。
刺繍機能がついているので、入園準備に最適。
飾り縫いの模様が65種類も登録されているので、あっという間に可愛い飾り縫いができます。分厚いデニム生地も縫えますよ。
「音も静かで、夜にも作業ができる」「説明書を見なくても簡単に使えた」「お値段以上だった」とユーザーの満足度も高い様子。
一方で、「本体が重くて、移動させづらい」といったデメリットも。
④JAGUAR電子ミシンMM-522H
軽量でコンパクトで、初心者向け。
作業スペースが20㎝あるので、大きめの布も縫いやすいです。
北欧柄がおしゃれで、お部屋のインテリアにも馴染みそうです。
「レバーやボタン操作、スピード感覚など、操作に慣れるまで時間がかかった」「音がうるさい」といった声も聞かれましたが、
「総合的に使いやすい」という評価が多いようです。
まとめ
買ってはいけないミシンの特徴とおすすめミシン5選!失敗談も紹介をタイトルに記事を書きました。
この記事では「買ってはいけないミシンの特徴」や「ミシンの選び方」について解説しました。
ミシンは毎日使うものではないけれど、できれば使い心地がよく、買いやすい価格ものを選びたいですよね。
たとえば高いものだと40万円以上の商品もありますが、初めて買うなら5万円以内のもので大丈夫ですよ。
ミシンを買うときはどんな使い方をしたいのかを理解し、あとで後悔しないものを選びませんか?

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