マルタ留学の失敗とデメリットとは?

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マルタ留学での失敗とデメリットとは?行く前に知りたいマルタでの生活をタイトルに記事書きます。

物価も安く、リゾート地としても名高いマルタ島

初めての留学でおすすめの場所とされています。

他にも治安が良い事や日本人が少ない事、

また学費が安い事などもおすすめの理由として挙げられていますね。

しかしそんなマルタ留学にもデメリットはあります。

  1. 日本から遠く直行便がないので、交通費と時間がかかる
  2. 観光地なので夏などのシーズン真っ盛りは人であふれる
  3. 治安の良さが逆に油断を招いてしまう
  4. 冬はとても寒く体調を崩すと厄介
  5. 英語に訛りがある

これらのデメリットをどう対処していくか、私の失敗談を含めお話していきますね。

この記事でわかること:

マルタ留学の失敗とデメリット

日本から遠く直行便がないので、交通費と時間がかかる

マルタ島は、南ヨーロッパの地中海に浮かぶ島国です。

だからこそ美しい海に囲まれた素敵な場所ですが、

その分行くには少し手間がかかる場所です。

直行便がないので、ヨーロッパの主要都市やイスタンブール、

ドバイなどを経由していく方法が主となります。

海路で行く場合はイタリアからフェリーに乗る必要があります。

かかる時間は約1520時間、費用はシーズンにもよりますが

10万~15万程は見積もっておいた方がいいでしょう。

行くのにほぼ丸一日かかり、学費が安くても交通費で取られるので

デメリットとして気になってしまう所です。

観光地なので夏などのシーズン真っ盛りは人であふれる

マルタ島は日本ではまだ少し知名度は低いですが、

世界的に、特にヨーロッパでは有名な観光地です。

特に夏になるとヨーロッパの人は夏が大好きなので、

南フランスや島国に夏を楽しむためにバカンスに訪れます。

ですので、夏は観光客であふれます。

その分、主な移動手段になるバスも人でごった返して乗れなかったり、

レストランやカフェにも人が多くては入れなかったりします。

また、人が増えるという事は犯罪も増えますので、

スリや置き引きといった軽犯罪も一気に増えるので注意が必要です。

治安の良さが逆に油断を招いてしまう

マルタ島の観光や留学で調べると、必ずと言っていいほど治安の良さが挙げられます。

確かにまわりのヨーロッパの国々と比べて犯罪率も低く

留学のしやすい国ではありますが、海外は海外です。

くわえて観光地ですので、油断は禁物です。

治安が良い事で安心していると命取りになります。

これは私の経験談になりますが、海外で暮らしていると

意外と観光シーズンよりオフシーズンの方が、

周りでスリなどの被害にあう人が多かったです。

犯罪が多い時期とわかっていると警戒するので、

夜道を歩いたり荷物から目を離したりしないよう気を付けますが、

そうじゃない時期だとつい気が緩んでしまい、その瞬間を狙われてしまいます。

マルタ島は女性の一人観光にも良いと言われている場所ですが

だからといって油断していると犯罪の被害にあう可能性があります。

冬はとても寒く体調を崩すと厄介

年中温かいイメージを持つマルタ島ですが、冬は冷え込みます。

暑い夏を涼しく過ごすために特化した家の造りなので

家の中の方が外より寒いくらいの感覚になります。

また天気も変わりやすく大雨が降ったり、

そのせいで海の水があふれて道路が水に沈んだりします。

そしてマルタ留学に興味を持った事のある方なら1度は聞いた事のある

マルタ風邪」は、この寒さにやられてかかる事が多いのです。

マルタ風邪とは、マルタ島に長期滞在する日本人がよくかかる風邪で、

正式な名称という訳ではありません。

マルタの乾燥した空気や寒暖差にやられて、主に喉の痛みから苦しめられます。

そこから鼻水・熱などに悩まされ、数週間はなかなか治りません。

ほとんどの日本人が1度は苦しめられるマルタ風邪ですが、

家族のいない留学先で体調不良に苦しめられるのは苦しいものです。

英語に訛りがある

マルタ島はイタリアに近い島国ですので、

公用語は英語ですが、少しイタリア訛りの英語になります。

きれいなイギリス英語を学びたい方には少しネックかもしれません。

日常生活でも様々な国の方がいるので、たくさんの言語が飛び交います。

どっぷり英語のみに漬かりたい方だと、訛った英語が聞き取れなかったり、

また英語の他にマルタ語も公用語としてあるのでストレスに感じるかもしれません。

マルタ留学を楽しいものにするために

ビーチと飲み物

マルタ留学のデメリットについてお話していきましたが、

では、これらはどうやって対処していけばよいのでしょうか。

交通費に関して、できる手段としてはオフシーズンを狙う事です。

観光目的で行くわけではないので、行く時期を秋・冬などの

オフシーズンにしましょう。

夏の観光シーズンに比べると飛行機のチケット代は数万単位で変わります。

格安の航空会社もあるので、どうすれば一番安いか探してみてください。

直行便がなく時間がかかるというデメリットも、実は他のヨーロッパと

そこまで大きな違いはありません。

なぜなら他のヨーロッパの主要地であれば確かに直行便はありますが、

値段が高いので乗り継ぎで行く事が多いのです。

私自身も留学でドイツに行った事がありますが、

直行便と乗り継ぎで値段が全然違ったので、2回乗り継いで行く方を選びました。

時間はかかりますが乗り継ぎのトランジットで空港をのんびり見て回るのも

楽しいですし、安くいろいろな国に行けて(正確には入国はしていませんが)

一石二鳥!ぐらいの気持ちでいると良いと思いますよ。

観光シーズンの人の多さは困りものですが、

楽しいイベントも増えるという事です。

夏になるとたくさんのイベントや、夏の美しいマルタの海を楽しめます。

住んでいるのであれば事前に安く予約できる方法が知る事ができたり、

友人に人の少ない穴場や道などを教えてもらったり、

滞在している人ならではの方法で工夫して楽しみましょう。

また人の多い夏はおとなしくして、人の少ない冬のオフシーズンでの

知る人ぞ知る観光スポットを巡るのも素敵ですね!

犯罪の被害や冬の寒さは事前に知っていれば怖くありません。

軽犯罪を未然に防ぐ方法は、「私は警戒していますよ」と

周囲にアピールする事です。

夜道は歩かない、荷物から目を離さない、貴重品は服の中にしまうなど、

見るからにそういった事に警戒している人をわざわざ狙う可能性は低いです。

もちろん絶対に起きないとは言えませんが、

かばんを握る癖があるかないかで被害に合う可能性は格段に下がります。

冬の対策も万全にしていきましょう。

家の中が冷え込むので、モコモコ靴下や毛布など

快適に過ごせるグッズを持って行けば安全ですね。

後は日本に比べて乾燥して喉を傷めてしまうようなので

乾燥対策も万全にしましょう。

きれいなイギリス英語を本気で学びたいのであれば、

マルタ留学はおすすめしません。

ですが、日本人の少ないマルタでは英語の上達は早いですし、

きれいな英語でなくとも十分に通用する英語は学べます。

どういった目的で英語を学びたいのか、そこが留学先を決めるポイントです。

マルタ留学の失敗とデメリット まとめ

マルタ留学の失敗とデメリットとは? 行く前に知っておきたいマルタでの暮らし方をタイトルに記事書きました。

どんな留学先でも、メリット・デメリットは存在します。

それをどう受け止めるか、どう対策するか、

またはどういった目的で留学がしたいのかで行く先を決めます。

マルタ留学でのメリット・デメリットは、

あなたの目指すものにとって良いか悪いか、しっかり見極めて

楽しい留学生活を送ってくださいね。

この記事でわかること: