我が子の将来のために頭のいい子になってほしいと思ったこと、子育てをしている皆様なら一度は必ずありますよね。
毎日の忙しさに、頭のいい子に育てることを意識しながら子育てをしている方はなかなかいないと思います。
頭の良さは親からの遺伝よりも生まれ育った環境などの影響が関係してくるので子どもの環境を整えてあげることによって自分の能力を最大限に発揮することができます。
頭のいい子の幼児期の特徴
・勉強より遊び?
自分の子どもをしっかり育てたいあまりに、早期の段階から教育や勉強に力を入れてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、それがかえって良くないこともあります。
幼少期に自由に遊ばせて遊びに熱中させる体験をいっぱい積むことが重要だと考えられているからです。
・幼児期に想像力を使った遊びをしている
パズル、図鑑、外遊び。
天気の良い日は近所の公園で思いきり外遊びを楽しみ、天気が悪い日は室内でパズル遊びや、図鑑を読むだけで空間の把握や図形力、子どもが興味を持った知識を身につけることができます。 頭のいい子が幼少期に好きだった遊びに必ず当てはまっているのがこれらの遊びであり、想像力を身につけることが学力につながっているのかもしれませんね。
頭のいい子は幼稚園でどんな遊び方をしているのか
一言で頭のいい子と言ってしまうと様々な賢さがあると思うので特徴を探すのは難しいかと思います。
ただし、興味を持ったものや好きなことに真剣に取り組む子はその好奇心を満たすために自分から学ぼうとする力が身につくため自ら勉強をする子に育っていくと思います。
幼少期のうちに子どもの知的好奇心を刺激する環境が整っている幼稚園に出会えることが大切ですね。
幼稚園については教育方針だけでも多種多様なので遊び方云々よりそれぞれのお子さんに合った幼稚園選びをしてあげることがその子の良いところを伸ばせるかを左右すると思います。
子どもの学力が高いと感じる特徴とは
幼少期から読書など本を読むことが好きな子、ピアノなど楽器を習っている子は学力の高い子どもが多いと思います。
好きな本であれば何度でも飽きずに読むことができるので何回も読むうちに語彙力を身につけ、更に知識を広げていくことができます。
文章能力も徐々に身につくことによって自分の中で言葉をまとめて説明することや、本で得た知識を親に話すことでどう言えば上手く伝えられるかを学ぶことができます。
また、楽器は手先を使いながら頭も使うことになるので小さいうちから習うことがおすすめです。
まずは無理に練習をしなくても楽しく楽器に触れるだけなど少しずつ楽器を好きになっていく中で手先と脳が鍛えられますよ。
また生活のリズム、一日の中での就寝時間がなるべく決まっていて睡眠時間がしっかりとれている子ほど学力の高さとの結びつきが高いため生活リズムの乱れがないのも重要だと言われています。
頭のいい子ってどんな子?
頭がいい子の家の共通点
・勉強しなさいと言わない
大人でもやろうと思ってたことを改めて言われると嫌になりますよね。
子どもも同じで、あまりにも強制させられるとやる気を奪ってしまうことになりかねません。
・一緒に過ごす時間が長い
子どもが帰ってくる時間に親が家にいるなど、それぞれの家庭によって厳しいこともあるかと思いますが、子どもと一緒に過ごす時間が長い家庭の子どもは偏差値が高い傾向にあるそうです。
家に親がいてあげることが子どもの精神安定にとっていい影響を与えているのかもしれませんね。
・過干渉ではなく自由度の高い子育て
小さいうちからがんじがらめに何でもダメと干渉してしまう子育てだと子どもも挑戦することをやめてしまうようになります。
子どもなりに色々考えて工夫していく習慣を身につけることが発見や学びにつながります。
・ゲームで考える力を磨く
一概にゲームを悪いことと捉えるのではなく、ゲームではどのようなメリットとデメリットがあるかを考えた上でルールを決めて楽しく遊ばせるのはいいことだと思います。
ゲームでは考える力、思考力を育てることができるので、大人になってから困難なことに直面した時にどう切り抜けるかをゲームで養った思考力で役立てられるかもしれません。
・知育玩具に頼らず子供を伸ばす
たくさんの知育グッズがありますが子どもを伸ばすためにはどれだけの知育玩具を用意すればいいのでしょうか。
家にある物でも子どもの五感を刺激できるものはたくさんあります。
知育玩具に頼らなくても子どもを伸ばしていける遊び方を今なら様々なところで学べる機会があるので自分の子が気に入る遊びを見つけて試してみるのもいいかと思います。
・子どもの関心興味をサポート
子どもが興味や関心を持つきっかけはなんでしょう。
好きになったものへの興味から色んな事に目を向けるようになり、関心が広がっていくことでぐんぐん知識が増えていくと思うので親がその機会を作ってあげられるといいですね。
頭のいい子の母親の共通点
・いつも前向きでポジティブな声かけ
子育てをしているとどうしても子どもに対して叱りがちになってしまい、ネガティブな声かけを
してしまうこともしばしば。
失敗を責めずに学びにつながるような見守る育児を心がけることが大切です。
もし失敗してしまったとしても次はどうしたら失敗しないのかを学ぶことができるのです。
・親子のコミュニケーションが活発
親子の会話が多く、子どもの考えや経験についての話を親がしっかり聞いている子には頭がいい子が多いそうです。
日常の出来事を話し、コミュニケーションをとることが大切になってきますね。
・最後まで自分の子を信じる
幼少期から頭のいい子は子どもが失敗してしまっても、挫けることがあっても親が最後まで自分の子なら出来ると信じているそうです。
思わず手を差し伸べたくなることもあると思いますが、ぐっと堪えて自分の子どもを信じて成功体験に結びつけることがとても重要であることがわかります。
・頭のいい子を育てるためには親が子どもを待つ余裕をもつこと
親が子どもを急かすことなく出来るまで待つことによって、自分でやって成功したという自信に結びつきます。
子どもの失敗を恐れずにどんどん挑戦させていくことが成功への近道になります。
頭のいい子は育てにくい?
頭のいい子の親は我が子をポジティブに捉えていることが多いため、育てにくいと感じている方は少ないと思います。
もしも育てにくいと思うことがあってもすぐに駄目だと決めつけることなく、そのうちいい方向に変わっていくだろうと受け止めてあげられる余裕が必要なのかもしれませんね。
頭のいい子は幼児期の習い事にも特徴がある?
頭のいい子が幼児期していた習い事、どのくらいの期間習っていた?
頭のいい子が習っていた習い事の中で一番に多かったのは水泳だそうです。
水泳を習い、基礎体力をつけることが集中力を上げることにもつながります。
また、ピアノを習っていたという子も多くいることがわかりました。
ピアノは手指と同時に頭も使うので幼少期から触れることが学力に結びつくいい影響を与えるのかもしれませんね。
公文などの幼児教室に通っていたという子も結構いるそうです。
学力の基礎を幼児教室で培うことも大切な要素なのかもしれません。
つまり、小さいうちから体をしっかり動かす習い事と頭を使う習い事をしている子は賢くなるのかもしれませんね。
頭のいい子はいつまで習い事を続けた?
頭がいい子はみんなすぐには習い事をやめていないということが共通してあります。
やめたくなったり、飽きてしまうことがあっても上手く切り替えられるような言葉かけや行動を親がしていくことによって子どもも継続できるようになります。
親が習い事を続けられるように努力した結果、すぐには習い事をやめずに少なくとも2年、長ければ5年は続けていたそうです。
長く続けていく中で親や周囲の人に褒められ、認められるという経験をたくさん積むことがその子の自信になっていきます。
まとめ
親が工夫をすれば賢い子に育てられる方法は家庭内でもできることばかりです。
子どものやることに対してつい手を出してしまいたくなりますが、成長につながる良い機会を逃してしまわないようにそっと見守りましょう。
心にゆとりと余裕をもって、子どもの気持ちを受け止めることを大切にしながら育児に取り組みたいですね。 正解のない子育てに心が折れてしまいそうになる日もあると思いますが、親も上手に息を抜きながら子どもたちと向き合っていきたいですね。