NewJeansの振付師はBLACK.Q(ブラックキュー)とキム・ウンジュだった!をタイトルにお伝えしたいと思います。
ADOR所属のNewJeansは、独自のマーケティング戦略や宣伝活動によって、非常に印象的なデビューを果たしました。
ビジュアル、歌唱、ダンスといった3つの要素が全て揃っています。
特に振付に関しては、国内だけでなく海外からも高い評価を受けています。
振付を手掛けたのは、キム・ウンジュさんとBLACK.Qさんという二人の方です。
今回は振付師のBLACK.Q(ブラックキュー)さんとキム・ウンジュさんをご紹介いたします。
NewJeansの振付師のキム・ウンジュ
キム・ウンジュさんは、業界トップのHYBEとADORに所属するパフォーマンスディレクターであり、振付家であり、またダンサーでもあります。
幼少期には、韓国の伝説的な男性グループである「Seotaiji and Boys」を見て、ダンスの魅力に取り憑かれたとのことです。
ダンサーとしての情熱
ダンサーとして活動し、現在でも「歳を取っても踊り続けたい」と語るほど、ダンスへの情熱を持ち続けています。
I・O・I(アイオアイ)
Gugudan(ググダン)
Dreamnote(ドリームノート)
TOMORROW X TOGETHER(トゥモローバイトゥゲザー)
GFRIEND(ガールフレンド)
かつてBighit Music(ビックヒットミュージック)に所属していたTOMORROW X TOGETHERでは、パフォーマンスディレクターとして活躍し、その後、韓国の芸能事務所であるSource Music(ソースミュージック)のパフォーマンスディレクションチームのチーム長を務め、Source MusicがADORに分社化した際にも、ADORに移籍して引き続きパフォーマンスディレクターとして活動しています。
NewJeansデビュー時の振り付け
NewJeansがデビューした当初、キム・ウンジュさんの振り付けの賜物とされ、「海外の振付家が手掛けたのではないか」という感覚を抱かせるほど独創的でした。
それは、これまでのK-POPガールズグループのパフォーマンスとは一線を画していたからです。
従来のパフォーマンスは上半身を重視したダイナミックな動きが主流でしたが、NewJeansは全身を使った大胆な動きが特徴でした。
ステージ上でメンバー同士がアイコンタクトを取り、純粋にダンスを楽しんでいるかのようなパフォーマンスを披露しています。
また、演出と振付けはBLACK.Qさんとの共同作業によるものです。
キム・ウンジュさんはBLACK.Qさんの師匠とも言われるほどの存在であり、おそらくキム・ウンジュさんを中心に演出が進められたことでしょう。
NewJeansの振り付けに対する信念
「NewJeansに最もふさわしいダンスを創り上げねばならない」という信念のもと、キム・ウンジュさんはダンスを研究し、曲を解釈し、続けて振り付けを創作しています。
音楽を聴くと、その時々の雰囲気やニュアンスによって様々なインスピレーションを受けることがあるんです。
「自分のパフォーマンス用の振り付けを考える時は、逆に人気のないスタイルにも挑戦したいと思います。
一方、アイドルの振り付けを考える時は、その歌手の歌やイメージ、コンセプトに完全に集中しなければなりません。
会社には踊る歌手の写真やコンセプトについて頻繁に相談し、彼女たちに最適なダンスを考えます」
NewJeansの振り付けは、若さにピッタリと合ったものとして高く評価された!
キム・ウンジュさんは、自身のパフォーマンスや研究を通じて、厳しい自己管理をしています。
「Hype Boy」の振り付け案については、全面的な修正が施されることに注目が集まっています。
・ミン・ヒジンさんはNewJeansの結成以前から、チームの進むべき方向性について共有していた
・「非定型的なフリースタイル」を目指すこと
・伝統的なスタイルから脱却するという強いメッセージ
キム・ウンジュさんとBLACK.Qさんは代表のコンセプトを元に振り付けを考えましたが、「Hype Boy」の初期案について全面的な修正が求められました。
修正された「Hype Boy」は強烈なインパクトを持ち、世界中で注目されました。
このように、代表と振り付け担当者のコンセプトが見事にマッチした結果と言えるでしょう。
「Cookie」や「OMG」の振り付けは初めから成功が約束され、NewJeansのパフォーマンスが大衆に受け入れられることにつながりました。
教え子に対する想い
- 何事も安住せずに常に努力を続ける重要性
- 自己満足に陥ることなく、常にさらなる成長を目指すことが、最終的に未来において自信を持ち、成功を収める最良の方法である
NewJeansの振付師BLACK.Q(블랙큐、ブラックキュー)
本名:キム・ヨンフ(Kim Younghoo)
生年月日:1995年11月10日
国籍:韓国
身長:173cm
血液型:AB型
出身高校:天安高校(忠清南道の天安市)
出身大学:世宗大学未来教育院、舞踏学専攻実用舞踏過程
所属事務所:ADOR
SNS:Instagram、YouTube
天安高校は現在30のクラスがあり、約1000人の生徒が在籍!!
世宗大学未来教育院に進学し、そこで舞踊学専攻の実用舞踊過程を専攻
このコースはレベルが高く、多くの優れた振付家を輩出!!
男性6人組のダンスクルー「EO-DDAE」のメンバー
BLACK.Qさんは男性6人組のダンスクルー「EO-DDAE」のメンバーでもあります。
このグループでは振付けを担当しており、2022年8月23日から11月8日まで、Mnetの番組「STREET MAN FIGHTER」(ストリートマンファイター)に出演し、知名度を高めました。
- 「Mnet」という韓国の音楽専門チャンネルが主催している男性ダンスクルーのサバイバルプログラム
- 女性ダンスバトル「ストリートウーマンファイター」と「ストリートダンスガールズファイター」に続くもの
番組では、”EO-DDAE”というコンセプトが取り入れられていて、「ジェンダーレス」を体現しています。
BLACK.Qさんのダンス
BLACK.Qさんのダンスは、男性らしい力強さと女性らしい柔らかさが融合されており、数多くのファンから支持されています。
女性の振り付けにも深い理解を示し、バックダンサーとしても大きな存在感を放っています。
2021年には振付家としても活動し、最初のアーティストとして「SHINee」のキー(KEY)さんのソロ曲「Helium」に参加しました。
キーさんは人気のメンバーであり、数多くのTV番組に出演しています。
2022年には、BLACK.QさんはHybe LabelsのADORと契約を結び、振付家やパフォーマンスディレクターとしてNewJeansの演出や振り付けに携わっています。
また、キム・ウンジュさんとの共演も素晴らしい評価を受けています。
BLACK.Qさんとキム・ウンジュさんが手がける振り付けは海外でも「斬新で素晴らしい」と高く評価されています。
ダンサーネームのBLACK.Qの由来
ダンサーネームの「BLACK.Q」は、以前に活動していた「ワックス・オブ・ザ・ワールド」チームとしての経験に由来しています。
メンバーの中で一番日焼けしていて、常に黒い服を着ていたので、「BLACK(ブラック)」というニックネームで呼ばれるようになったそうです。
その後、BLACKは本名のキム・ヨンフを「Q(キュー)」に変え、可愛らしく「キュー」と発音し、ちょっとしたいたずら心を表現したところ、本当に「BLACK.Q(ブラックキュー)」として定着したそうです。
ダンサー名「BLACK.Q」は、キム・ウンジュさんが考案したものだと言われています。
BLACK.Qさんの性格
BLACK.Qさんは表情がないときに鋭い視線を向けることがあり、その瞬間には冷たい印象を受けるかもしれませんが、実際には愛嬌や愛情に満ちた人柄を持っています。
ファンへの言葉遣いや友人たちとの会話にも優しさが感じられると言われています。
性格診断「MBTI」ではENFJとされており、時間にルーズなことが大嫌いで、常に時間を守ることを重んじる性格だそうです。
大学時代に友人との約束に3時間遅れてしまったことがあるそうですが、そのエピソードは今も話題になるほどです。
さらに、BLACK.Qさんはサービス精神旺盛であり、イベントなどでNewJeansの振り付けを披露しています。
人柄の良さが際立っていますね。
ニックネームとしては「NewJeansのお父さん」と呼ばれることもあるようです。
- NewJeansがデビューする前に、完成したミュージックビデオを見て感動し、涙を流した
- 「振りも拭きもキレイな動きだ。ミュージックビデオを見ると、力が湧いてきて、まるで自分の娘たちのようだ」
BLACK.QさんはNewJeansの努力や情熱を身近で見てきたので、”父親のような気持ち” でコメントすることも理解できます。
魅力的な父娘の絆に拍手を送りたいですね!
ファッションセンス
洋服をトレンディーに着こなすことでも知られています。
ネックレスは毎日コーディネートに合わせて変えるのが楽しみで、中でもビーズのネックレスがお気に入りなんです。
指輪やブレスレットもよく身につけて、リングピアスも3つつけています。
まとめ
この記事では、BLACK.Q(ブラックキュー)さんとキム・ウンジュさんがNewJeansメンバーの特徴を捉えて、NewJeansのパフォーマンスを演出していることがわかりました。
これからもNewJeansのパフォーマンスに注目していく価値があると思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました!