をタイトルにお伝えしたいと思います。
この記事は以下のような方にオススメです。
１. 英会話学校で勉強していた英国人講師リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22)の事件で逮捕された市橋達也の現在について詳しく知りたい方
２. 市橋達也の生い立ちや事件への動機について詳しく知りたい方
３. 市橋達也の両親と姉が現在も岐阜の実家で生活しているのかを知りたい方
2007年3月26日に千葉県市川市のマンションで起こったリンゼイ・アン・ホーカーさんの事件で逮捕された市橋達也が、現在どの刑務所で服役しているのかを調べてみました。
公判で無期懲役となった後、市橋は千葉刑務所に収監されましたが、その後長野刑務所へ移されました。
市橋達也は岐阜県羽島市出身で、両親が医者であり姉も医師であったため、裕福な環境で育ち、自身も医師を目指していました。
しかしながら、医者の道を断念し、4年間浪人した後、千葉大学園芸学部に進学しました。
そして事件の後、市橋の父親は長年勤めていた一宮西病院を退職し、母親も自身の両親が経営する歯科医院を退職し、現在は岐阜県の実家で静かに暮らしているようです。
また、市橋の結婚していた姉も夫側から離縁されたようですが、この事件は市橋達也が両親に対する復讐劇だとも考えられています。
彼には当時、彼女もいたにもかかわらず、何故この事件を引き起こしてしまったのか、どのような動機があったのかは明確には分かりません。
そこで、今回は「リンゼイ・アン・ホーカーさん事件」を振り返り、市橋達也の現在（最新は2023年）に焦点を当てたいと思います。
市橋達也の現在は？（2024年最新情報）
市橋達也の逃亡劇は2年7ヶ月に及び、北関東・熱海・青森・新潟・関西・岡山・瀬戸大橋を通り、四国・大分・鹿児島という経路をたどりました。
最終的にはオーハ島という沖縄の島で潜伏していたと伝えられています。
興味深いことに、逃亡の間、関西の土木工事現場と沖縄を行き来する生活を送っていたとも言われています。
特に目を引くのは、大阪市西成区に潜伏していた際に使用していた「井上康介」という偽名です。
彼の本籍地と現住所は「大阪市港区三先2丁目」となっています。
彼は周囲に「横浜から来た」と嘘をついて生活していたようです。
さらに、逃亡中には顔の整形手術を受けており、自分でも針やハサミで鼻や唇の形を変えていました。
整形された市橋達也の画像はこちらです。
そして最終的には、福岡と名古屋の整形外科医院からの通報をきっかけに、大阪市住之江区の南港フェリーターミナルで逮捕されました。
逮捕後の公判では、千葉地方裁判所で6回開かれ、2011年7月21日には検察の求刑通り、「無期懲役」の判決が下されました。
この一審での「無期懲役」の判決に対して、弁護側は事実認定の誤りと量刑の不当性を理由に、東京高等裁判所に控訴しました。
しかし、二審では控訴が棄却され続け、検察と弁護側が上告しなかったため、2012年4月25日に判決が確定しました。
この判決により、市橋達也は「無期懲役」の刑が宣告されました。
彼は千葉刑務所に収監されましたが、現在は移送された長野刑務所で服役中です。
この情報は、長野刑務所で彼と同じ収容された人物が出所した後、ネットの掲示板に書き込んだことで明らかになりました。
市橋達也の生い立ちにも注目したいと思います。
市橋達也の生い立ち
彼の生い立ちは、非常に過酷なものではありません。
彼は裕福な家庭で育ち、小学校時代には将来は総理大臣を夢見ていました。
中学校ではバスケットボール部に所属し、副キャプテンを務めていたり、生徒会の役員をしていました。
ただし、勉強も運動神経も優れていた反面、当時から感情的になる面もあったようで、「キレると怖い」という印象があったようです。
彼は地元でも有名な進学校である羽島北高校に進学し、国立大学の理系学部を目指すクラスに所属しました。
部活動では陸上部に所属し、学年1位の足の速さを誇っていました。
高校卒業後、彼は横浜国立大学の夜間コースに合格しましたが、2年で中退してしまいました。
21歳で千葉大学園芸学部に入学、空手部に所属し26歳で大学を卒業しました。
市橋達也の彼女と動機
今回は、市橋達也の彼女と事件の動機について注目したいと思います。
事件当時、市橋達也には彼女がいました。
さらに、彼女とはリンゼイさんと会う前日に一緒に車で海岸にドライブに行って焼肉を食べていたのです。
そして、事件当日の朝4時市橋達也は自分の彼女に自宅マンションまで送ってもらい、その5時間後の9時に被害者であるリンゼイさんと待ち合わせをしていました。
その後、犯行を犯し逃亡しました。
市橋達也は逃亡中に彼女に電話をしましたが、彼女は話し中だったため電話を切らざるを得ませんでした。
もし彼女が電話に出ていたら、市橋達也は自分がしたことを話し、一緒に逃げてくれるよう頼むつもりで、最後は「一緒に死んでくれないかな」と考えていたと言われています。
市橋達也には、千葉大学からの恩師である本山直樹（名誉教授）が結成した「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」という組織があります。
さらに、当時の彼女もその会に参加しているとされています。
しかし、事件を起こした動機が一体何だったのかはまだ分かっていません。
裁判では、検察側は市橋達也がリンゼイさんへの乱暴行為が発覚するのを防ぐために犯行を行い、「そのまま帰れば事件がばれると思ったから」と主張しました。
一方、弁護士側は「犯行の発覚を防ぐためという動機は常識的に考えて、あり得ないのではないか」と反論しました。
また、市橋達也の供述では、乱暴行為の後、彼はリンゼイさんに許してもらおうとして、4畳半の和室に連れて行ったことが明らかになりました。
リンゼイさんが市橋に向かって「日本人はイエローモンキー」と言ったことで市橋が腹を立てたとも伝えられていますが、真の動機はまだ明らかになっていません。
市橋達也の実家両親や姉は今でも岐阜で生活している？
また、市橋達也の両親と姉は岐阜の実家で暮らしていることにも注目したいと思います。
市橋達也は逮捕され、取り調べの際に黙秘をしていました。
その後、県警の捜査員が「親族に迷惑がかかるのは、おまえが黙っているからだ」という趣旨の発言をしました。
これは、マスコミが市橋達也の姉の元に取材しようとしたため、捜査員が市橋達也に向けて言ったのです。
市橋達也の姉は、彼よりも2歳年上で医師の職業に就いています。
姉の名前は分かりませんが、彼女は普通の生活をし結婚もしていました。
しかし、弟が事件を起こしたことで離婚してしまいました。
現在、彼女が医師の職を続けているかどうかは分かりませんが、離婚後は岐阜の実家に戻ったと言われています。
ちなみに、姉は弟を非常に嫌っていて、自分の結婚式には彼を呼ぶことはありませんでした。
また、市橋達也が親から15万円の仕送りを受けていたことも姉は知らなかったようです。
市橋達也の両親について言えば、父親は愛知県一宮市の一宮西病院で外科部長の職に就いていましたが、事件後に退職しました。
母親も自身の両親が開業する歯科医院で医師をしていましたが、辞めて岐阜の実家で静かに暮らしているという状況です。
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