三笘薫は頭いい?大学進学した理由はドリブル研究!?学歴や偏差値や筑波大学出身のサッカー選手も網羅!をタイトルにお伝えしたいと思います。
イングランド・プレミアリーグのブライトンで活躍する三笘薫選手。
これまでどんなルートを歩んできたの?
頭もいいの?
気になりますよね!
プロフィールや学歴、偏差値、筑波大学進学を選んだ理由、大学時代の研究など、経歴をもとに三笘選手は頭がいいのか調べました。
三笘薫の経歴は?
画像出典元:https://www.football-zone.net/
三笘薫選手は今や日本を代表するスター選手となりましたね!
三笘選手に憧れるサッカー少年も多いでしょう。
子どもに「三笘選手のようになってほしい!」と思っている子育て中の方もいるでしょう。
どうすれば三笘選手のようになれるの?
三笘選手は頭もいいの?
気になるところですよね?
まずは経歴から見ていきましょう!
三笘薫のプロフィール
- 名前:三笘 薫(みとま かおる)
- 生年月日:1997年5月20日(26歳)
- 出身地:神奈川県川崎市宮前区
- 身長:178cm
- 体重:71kg
- 利き足:右
- 家族:父・母・兄
- 最終学歴:筑波大学体育専門学群(体育学部)
- 現所属チーム:ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(イングランド)
実は生まれは大分県とのこと。幼少期に神奈川県に引っ越して来たそうですよ。
所属チーム一覧
さぎぬまSC(川崎市立鷺沼小学校)
2006年 – 2009年 川崎フロンターレU-12(川崎市立鷺沼小学校)
2010年 – 2012年 川崎フロンターレU-15(川崎市立有馬中学校)
2013年 – 2015年 川崎フロンターレU-18(川崎市立橘高等学校)
2016年 – 2019年 筑波大学
2020年 – 2021年8月 川崎フロンターレ
2021年8月 – ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC
2021年8月 – 2022年7月 ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ(期限付き移籍)
2022年7月 – ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC
小さい頃から頭が良かった?
画像出典元:https://sportiva.shueisha.co.jp/
ジュニア時代に指導した元川崎フロンターレU-12監督・髙﨑康嗣氏によると、「三笘の長所は自分で理解してやってみて、良いものを取り入れる力」だといいます。
言われたことをただやるだけでなく、自分で考える力があったんですね!
「カオルのほかにも、上手な選手はたくさんいました。でも学習力の高さで言えば、カオルは飛び抜けていましたね。技術的な課題を与えると、どんどんこなしていくんです。『走り方』と言えば、走り方を意識するし、『姿勢』と言ったら姿勢を正す。そして、身につくまで繰り返して自分のものにする。学習能力が高いんですよね」
引用:Web Sportiva
サッカーの技術はもちろん、学習能力の高さが飛び抜けていたようです!
三笘薫の経歴まとめ
- 兄の影響で3歳からサッカーを始める
- 地元のサッカークラブ「さぎぬまSC」に入団
- 川崎フロンターレU-10(アカデミー)に加入
- 高校卒業までフロンターレの下部組織に所属しプレー
- トップチーム昇格の打診もあったが、筑波大学への進学を選択する
- 大学でサッカーへの理解を深め、卒論のテーマは「ドリブル研究」
- 在学時からJリーグ特別指定選手として公式戦に出場
- 2020シーズンより川崎フロンターレに入団
- ルーキーイヤーで13得点の活躍でベストイレブンにも選出される
- 2021シーズン途中、ブライトンからのオファーを受けて完全移籍
- 就労ビザの都合もあり、1年間ベルギーリーグでのプレーを経験
- 2022-2023シーズンよりブライトンに復帰しプレミアリーグで活躍中
高卒でプロからの誘いを断って大学進学を選んでいます。
理由が気になりますよね?
それでは三笘選手の学歴を見ていきましょう。
三笘薫の学歴は?頭もいいの?
画像出典元:https://x.com/frontale_staff/status/1228605748453593088?s=20
三笘選手の学歴はこちら
- 小学校:川崎市立鷺沼小学校(神奈川県)
- 中学校:川崎市立有馬中学校(神奈川県)
- 高校:川崎市立橘高校(神奈川県)
- 大学:筑波大学(茨城県)
高校までは地元の通いやすい場所でサッカーに集中してきたといった印象です。
地元にあるチームがフロンターレだったというのも恵まれていますね!
プロを目指すサッカー少年にとっては、Jリーグのチームが近くにあるのは大きなメリットです。
高校は川崎市立橘高校!偏差値は?
中学卒業後は公立の川崎市立橘高校に進学しています。
川崎市立橘高校の偏差値は44〜58です!
- 普通科:58
- 国際科:54
- スポーツ科:44
普通科は神奈川県内では上位に含まれるランクの偏差値です。進学校と言えますね。
ちなみに県内トップレベルの慶應義塾高校の偏差値は75です。
三笘選手がどの学部だったかは公表されていませんが、おそらくスポーツ科だったのではないでしょうか。
スポーツ科であれば偏差値44と高くはないですが、三笘選手レベルなら多くの学校から声がかかるでしょうから、学力はそこまで必要なかったと思われます。
とはいえ中学時代のテストの成績は重要なので、大きく成績を落としてしまわないように、サッカーに打ち込みながら勉強も疎かにしない優秀な学生だったのでしょう。
高校時代はどんな選手だった?
画像出典元:https://x.com/frontale_staff/status/1395199740879331331?s=20
市立橘高校は神奈川県内でもトップリーグに所属するサッカー強豪校ですが、三笘選手は部活ではなく川崎フロンターレのユースチームでプレーしていました。
幼なじみの田中碧選手はジュニア時代からのチームメイトです。
田中選手のコメントによると、高校時代も飛び抜けてドリブルが得意なプレーヤーだったようです。
「ドリブルっていうところは自分が(今まで)見ている中で一番上手いですし、預ければボールを持ってくれるし、動き出しっていうところ、周りを使うというところも見えているのでやりやすいです。逆取るところは全然(レベルが)違います。(対峙しても)取れないです。本当に」
引用:ゲキサカ
日本代表には入っていたの?
高校時代は世代別の日本代表には入っていません。
2017年(大学2年時)に大学選抜で編成されるユニバーシアード日本代表に選出されました。
また、同年には就任直後の森保一監督率いるU-20日本代表にも招集されています。
後に東京オリンピックに出場する世代の日本代表で、旗手怜央選手(セルティック)や上田綺世選手(フェイエノールト)もメンバーに入っていました。
【U-20代表招集メンバー】
●GK
オビ・パウエル・オビンナ(流経大)
大迫敬介(広島ユース)
谷 晃生(G大阪ユース)
●DF
庄司朋乃也(金沢)
岡野 洵(千葉)
大南拓磨(磐田)
立田悠悟(清水)
麻田将吾(京都)
●MF
浦田 樹(北九州)
岩田智輝(大分)
長沼洋一(山形)
平戸太貴(町田)
神谷優太(湘南)
三笘 薫(筑波大)
井上潮音(東京V)
宮崎幾笑(金沢)
松本泰志(広島)
菅 大輝(札幌)
針谷岳晃(磐田)
渡辺皓太(東京V)
●FW
旗手怜央(順天堂大)
上田綺世(法政大)
小松 蓮(産能大)
それでは、一番気になる大学進学の理由についてお伝えしていきます!
筑波大学進学を選んだのはなぜ?
画像出典元:https://twitter.com/tsukuba_shukyu/status/917559414952935424?s=46&t=M8CazZEIDksaw3RZ_eKscw
三笘選手は高校卒業後、トップチーム昇格の打診を受けながらそれを断り大学に進学しました。
できるだけ早くプロとしての経験を積み、若いうちに海外移籍するのが良いとも言われています。
一方で、大学を経由して知識と教養を身に付けておくこともひとつの選択肢です。
人間としての成長は引退後のキャリアにも大きな影響を与えるからです。
この選択は多くの選手が悩むところだと思いますが、現在の活躍を見れば三笘選手が大卒Jリーガーの成功例を作ったと言っても良いでしょう。
大学進学の理由は長期的なビジョン
大学進学の理由について、インタビューの中でこのように語っています。
「筑波大に行って、大学サッカーの4年間でもう一度自分を鍛え直したい」
プロとしてやっていくには、まだまだ足りないものがあると考えていたのかもしれません。
「はっきり言って、当時はプロでやっていく自信がありませんでした。1学年上の三好(康児)選手や板倉(滉)選手の姿を見て、客観的に考えたときに、トップでやれる自信が決定的に足りなかった。その現状から、将来を考えると筑波大に行った方が良いと思ったんです。」
引用:三笘薫 – Number Web
当時の川崎フロンターレは圧倒的な強さを誇る国内最強のチームであり、トップチームには中村憲剛や小林悠、谷口彰悟など日本代表レベルの選手が多く在籍していました。
自信がないと思ってしまうのもわかります。
しかし、自信がないというマイナスな思考だけではありません。
大学の4年間でさらに成長してフロンターレに戻って来る決意を持っていたようです。
「もちろん夢や目標としてプロサッカー選手となってA代表に入って、海外で活躍することはあります。ただ、多少回り道でも高卒からプロではなく、当時は大学進学がベターだと思ったんです。お声をかけていただいたのが筑波大なのも凄く大きくて、4年間勉強ができるし、自分とサッカーをもっと客観的に見つめられると思ったんです。
引用:三笘薫 – Number Web
プロになると、目の前の1試合、1試合に懸ける想いを凄く求められます。ただ僕は、あくまで長期的なビジョンでも自分やサッカーを見つめたかったんです。この長期的な視野は自分にとって凄くメリットだと思うし、人生にも大きく影響すると思ったんです」
Jリーグの平均引退年齢は25〜26歳と言われています。
怪我などもありますから、トップレベルで長くプレーできる選手はほんのひと握りの厳しい世界です。
引退後のキャリアは当然考えておかなくてはなりません。
大学での4年間が将来の選択肢を広げるのは間違いないでしょう。
サッカー推薦だったの?
偏差値44の高校からでも筑波大学に行けるの?と思うかもしれませんが、「筑波大学からお声をかけていただいた」との発言もあるように、多くの大学から声がかかっていたと思われます。
フロンターレでトップ昇格できるレベルの選手ですから、大学にとっては是非来てもらいたい選手であり推薦での入学は当然です。
高卒でプロになるか進学するか。
フロンターレのトップチームと筑波大学の練習に参加してみて、今の自分の実力と将来のビジョンを考え悩み抜いた末の決断だったようです。
自分の現在地と将来の目的地をしっかりと考えられるところは、学力だけではない頭の良さが感じられますね!
筑波大学での4年間で得たものは?
画像出典元:https://x.com/Tsukuba_shukyu/status/1043760381661863936?s=20
プロ入り後の活躍を見れば、三笘選手の選択は間違っていなかったと思います。
プロへの道を遠回りして進学した筑波大学で得たものとは何だったのでしょうか?
卒論のテーマは「ドリブル研究」
卒論のテーマが自身のドリブル研究だったというのは有名な話。
タイトルは「サッカーの1対1場面における攻撃側の情報処理に関する研究」です。
頭にカメラを装着してドリブル時の視野を映像に記録する実験を行い、膨大なデータを解析しました。
この卒論のエピソードによって三笘選手は頭がいいというイメージを持った人も多いのではないでしょうか。
イギリスでも話題となり、ファンからは
「この男を愛さずにはいられない」
「何というオタクだ」
といった声も上がっていました。
この論文で出した結論としては、「熟練者はトラップやドリブル時の目線と視野に違いがある」というものでした。
熟練者ほど相手の高い位置に視線を向けていることがわかったそうです。
うまい選手ほどボールではなく視線を相手に向けているということですね!
確かに三笘選手のドリブルを見ると、スピードに乗りながらも背筋を伸ばした姿勢を保っていることがわかります。
広い視野を確保すれば相手の動きがよく見え、タイミングを外して抜き去ることができる。
自身の研究に基づく理論的なドリブルを自ら証明して見せています。
仮説を立てて検証し納得するまで追求するといった「自分の頭で考える力」は幼少期からの長所でした。
大学で自分の長所をさらに成長させたのではないでしょうか。
こうした経験は将来指導者になった時にも必ず活きてくるはずです。
監督になってチームを率いる姿も楽しみですね!
筑波大学出身のサッカー選手
筑波大学蹴球部は三笘選手をはじめ、プロサッカー選手を多く輩出しています。
主な出身者はこちら。
田嶋 幸三 | 元日本代表・日本サッカー協会会長 |
井原 正巳 | 元日本代表キャプテン・柏レイソル監督 |
中山 雅史 | 元日本代表・アスルクラロ沼津監督 |
藤田 俊哉 | 元日本代表・ジュビロ磐田スポーツダイレクター |
望月 重良 | 元日本代表・SC相模原創業者兼フェロー |
安藤 梢 | 元日本女子代表・筑波大学助教 |
熊谷 紗希 | ASローマ所属・日本女子代表キャプテン |
谷口 彰悟 | アル・ラーヤンSC所属(カタール)・日本代表 |
猶本 光 | 浦和レッズレディース所属・日本女子代表 |
筑波大学のOBは代表でも中心的な存在として活躍し、引退後のキャリアでも監督や指導者としてサッカー界に貢献している方が多いです。
田嶋幸三さんにいたっては、日本サッカー界のトップです。
三笘選手も良い指導者になりそうですね!
「三笘薫は頭がいい」と言われる理由
画像出典元:https://web.gekisaka.jp/
学歴や決断とその理由、エピソードなどから三笘選手の頭のよさが伝わってきました。
また、インタビューの受け答えやプレーを見ていても頭がいいんだろうなと感じます。
理論的なサッカー観
どうすればドリブルで相手を抜けるのか?
課題はどんなところか?
プレーを研究し分析して、サッカーを理論的に言語化できるところが頭がいいと言われる理由のひとつです。
プレーから見られるインテリジェンス
三笘選手は一つひとつのプレーから頭の良さがうかがえます。
戦術理解度が高く、チームとしての戦い方を理解したプレーを常に選択しています。
ドリブルが得意で攻撃的な選手ですが、守備もサボらずしっかり自陣に戻りますし、ドリブルを仕掛けるだけでなく状況を判断してパスも出せます。
もちろんスピードもありますが、「パスもあるしシュートもある」と選択肢が増えれば、相手はプレーが読みづらくなり混乱します。
だからドリブルで抜き去ることができるわけです。
それをわかって意図的にプレーするところが、三笘選手のインテリジェンスの高さですね!
キャリアを見据えた人生設計
自分の現時点での実力や優先するべきことを、客観的に見て判断できる冷静さや謙虚さも持ち合わせています。
三笘選手の言う「将来を見据えた長期的なビジョン」とは、指導者や監督として日本サッカー界に貢献するというのもひとつのビジョンとして持っていることでしょう。
世界レベルを知る選手が経験を次世代に伝えていくことは、日本サッカーの発展につながるはずです!
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
三笘薫選手の学歴から大学進学の理由や研究について調べてきました。
- サッカーで進学してきたスポーツエリート
- それでいて謙虚な努力家
- 客観的な視点で分析ができる
- 自分の頭で考えて判断できる
以上のような人間性がわかりましたね!
【結論】三笘薫選手は学力だけではない人間としての頭のよさがあります!
夢を叶えたその先へ。
三笘選手のように、セカンドキャリアも視野にいれた人生設計をしていきましょう!
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