大阪万博2025が中止?延期?その理由は?大阪万博の問題点を解説!についてお伝えします。
2025年4月13日から始まる、大阪万博。
2025年国際万博博覧会(大阪・関西万博)・EXPO2025 など呼び方も様々。
1970年にも大阪では万博が開催されています。
記念公園には、岡本太郎作の”太陽の塔”がシンボルとして残っています。
当時の目玉は、「月の石」でした。
今回は、どんな目玉が飛び出してくるのでしょう。
日々、進化する先進技術で私たちを驚かしてくれるのか、
SDGsの取り組みなど楽しみですね。。
少し、暗雲も立ち込めています。
どのような問題があるのか調べてみました。
大阪万博2025中止や延期の理由は?
これは決定事項ではありません。
大阪万博2025中止がささやかれています。
なぜなのでしょう?
コロナの影響で誘致が遅れて参加国が少ない?
参加を表明しているのは、153ヵ国です。
決して少ない参加数ではないのですが、工事に関しては遅れが懸念されています。
理由の一つが、先回の万博が 2020EXPO ドバイですが、
東京五輪と同じく、コロナの影響で 2021年開催となりました。
1年ずれたことで、次の開催への準備に時間がとれない状況が発生しているのかもしれません。
入札不成立、建設申請ゼロ、進まないパビリオン建設
日本館の建設工事について、予定価格内での応札がないため不成立となりました。
政府の見積もりが、現状と見合っていないのでしょう。
金属や燃料だけではなく、全ての物価が高騰している中
相当する金額を予定していない開催者側の認識不足でしょう。
資材価格高騰、人手不足
資材高騰は、万博に関係なくウクライナ情勢により様々な物が高騰してます。
2015年との比較では、1.5倍以上と言われています。
これは、我々の生活費でも直面していますから、分かりやすい現象ですね。
人手不足は、コロナ禍の後サービス業などで顕著に人手不足が問題化しています。
日本人労働者だけではなく、海外からの労働者も少なくなっています。
電通が入札停止
大きなイベントには、必ずと言っていいほど電通が広告代理店として参入していました。
2020東京五輪に関連した、業務の入札を巡る談合事件で、
逮捕者を出しています。
このため、電通は入札停止となっています。
ほぼ、独占的に参入していたことで、大きなイベントのノウハウを持つ電通の
入札停止は、少なからず、影響が出ているのでしょう。
大阪万博2025の現状・問題点
大阪万博の工事が進まない、入場料が高いなどの
問題点が出てきています。
大阪万博2025の入場料が高い
大阪万博の入場料は、大人7,500円で承認されました。
この金額は、愛知万博から6割程度高い金額です。
前売り券や、夜間入場券であれば、かなりお得な入場券もあります。
ただ、子どもの入場料が高い気がします。
前売りや、夜間でも1,000円というのは、高いですよね。
エキスポのコンセプトを考えれば、未来を担う若い人たちこそ
もっと、優遇し色々な体験をさせてあげて欲しいですよね。
大阪万博2025の開催場所のアクセスが悪い
大阪万博2025は、「夢洲(ゆめしま)」という人口島での開催になります。
実はこの島、リユース?オリンピックを誘致するために選手村として造成される予定でした。
誘致に失敗し、負の遺産となっていました。
人口の島ですから、アクセスはあまりよくありません。
関西空港や、中部国際空港(セントレア)などもそうです。
2年ありますから吉村知事や横山大阪市市長が何かしてくれるでしょう。
チケットの購入を関西の企業に要請していた
関西経済連合が、加盟する企業に万博の前売り券を購入するように要請しました。
前売券 6,000円/枚を1社あたり15万~20万枚の割り当てだそうです。
住友電気工業さんは、25万枚を購入すると表明しましたが、
企業の従業員数によってはかなりの負担となりますね。
みんなが楽しく、参加・観覧できるように手を尽くして欲しいですね。
キャラクターが気持ち悪い?
ミャクミャク。
「命のかがやき」を表現したとか、「みゃくみゃくと受け継がれる」など
コンセプトはいいとしても、確かに可愛くない気がする。
世界に、そのコンセプトが伝わるといいですね。
海外のパビリオン建設を日本が代行?
海外パビリオンの建設が滞っていることから、
日本側が代行する案を参加国に打診しました。
人手不足や材料費の高騰などで、出店者とゼネコンの交渉が難航していることから
提案したようです。
8月末までに、回答を待つことにしています。
これで、少しでも進むといいですよね。
国内の建設会社への保険を検討中
準備遅れを懸念した経済相が、建設会社への代金未払いリスクを
回避する手段の1つとして「万博貿易保険」を創設することを決めました。
国内事業者のリスク低減や建設加速につながればいいとは思いますが、
コロナの補助金のように性善説で勧めると、詐欺まがいの申請もでそうで
心配ですよね。
きっと、その資金は税金ですからね!
大阪万博2025の内容は?
SDGsの達成に貢献するとともに、
先端技術を使った展示など。
そもそも万博とは?
1851年第1回ロンドン万博から始まります。
日本参加はかなり古く、1867年パリ万博です。
つまり江戸時代です。
世界の優れた産業や工業を世界に発表する場というものでした。
始まった頃には、交通の便や通信も不自由な頃ですから、
毎回驚きの博覧会だったことでしょう。
大阪万博2025のテーマ
テーマ:いのち輝く未来社会のデザイン
1人1人が、自分にとって幸せになれる生き方を考える。
技術革新、AIなどの先端技術と共に発展していく世界を考えたり、
することに役に立つ場を作りたいといったところでしょうか。
大阪万博2025の開催期間
2025年4月13日~2025年10月13日までとなります。
半年間ですね。夏休みやゴールデンウィークもあり、楽しみです。
開催されるイベント内容!
大阪万博に伴うイベントも始まっています。
2022年7月11日には、1000日前イベントがありました。
2023年8月は、夏休みイベントが行われています。
https://team.expo2025.or.jp/ja/event/515
これからも、様々なイベントがあると思いますので、
大阪府やEXPOのHPを確認してみてください。
大阪万博2025の経済効果は?
およそ2兆円の経済効果が見込まれています。
ちなみに愛知万博の経済効果は、7.7兆円。
経済効果は、簡単にいうと「大阪万博に関連する経済効果」です。
万博を見に行った観光客がホテルに宿泊したり、地元のレストランでランチをしたり、
というものも含まれます。
移動で使う、バス、タクシー料金なども含みますよ。
まとめ
2025年4月13日から始まる、大阪・関西万博。
既に2年を切ってしましましたが、
パビリオンの建設が進まない、
キャラクター「ミャクミャク」が気持ち悪い。
など、マイナスの話が多く上がっています。
万博は、産業や文化を世界に紹介するものです。
経済効果は、2兆円とも言われる大きな事業でもあります。
SDGsや先端技術を見たり、触ったり体験するいい機会です。
時間があれば、是非参加してみてください。