ヒカルの碁が打ち切り？ひどいと酷評される理由と読者の評価や感想を紹介！ 

ヒカルの碁とは？ 

『ヒカルの碁』は、ほったゆみ先生原作、小畑健先生が漫画を担当した囲碁を題材にした日本の少年漫画です。

作品にリアリティを持たせるために、日本棋院所属の女流棋士・梅沢由香里が監修を務めました。

『週刊少年ジャンプ』（集英社）にて、1999年から2003年にかけて連載され、テレビアニメや、小説、コンピューターゲームなど様々な形でのメディアミックスも行われていました。

単行本は全23巻（完全版では全20巻）で、2000年に第45回小学館漫画賞 、2003年に第7回手塚治虫文化賞新生賞を受賞しました。

2013年5月時点で、コミックスの累計発行部数2500万部を記録している大ヒット作品です。

ヒカルの碁の概要 

主人公は運動が好きな一方、頭を使うことが嫌いというごく普通の小学校6年生である進藤ヒカルです。

そんなヒカルは、祖父の家で古い碁盤を見つけます。

そこでヒカルは、碁盤の血痕に気づきます。

その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士である藤原佐為（ふじわらのさい）の霊に取り憑かれてしまいます。

ヒカルに取り憑いた佐為は、かつて棋聖と呼ばれた本因坊秀策にも取り憑いていたことがあるとヒカルに伝えます。

囲碁のルールも歴史も知らないヒカルでしたが、「神の一手を極める」という佐為にせがまれて碁を打ち始めます。

その後、佐為は主人公のヒカル以外には姿はおろか、意思疎通もできず、物を動かすことすら出来ない存在であることを前提に物語は進んでいきます。

ヒカルの碁が打ち切り？ひどい理由や打ち切りとなった原因は？まとめ 

ヒカルの碁がひどい理由①成長速度が異様に早い

ヒカルの碁の成長速度が異常なほど早いことです。

1年かそこら練習したところで 院生になれるほど碁の世界は甘くありません。

しかし、作品中では、ヒカルはすぐに院生になっています。

「作者のご都合主義」や、「ヒカルは他の奴らと違い才能があるんだ」等、自慢げに感じられ受け入れられない原因となっているようです。

ヒカルの碁がひどい理由②専門用語が多い

囲碁はあまり馴染み深い競技とは言えません。

このことから、「毎回毎回、わけのわからん専門用語ばっか使いやがって、ぶっちゃけ見てて主人公がえばってるとしか見られない」

「どーもヒカルには「俺はマワリの人よりすげーんだぜ」みたいな感じでむかつく」

という意見が見られました。

ヒカルの碁がひどい理由③物語の終わり方

ヒカルの碁は、日中韓の若手棋士が競う団体戦「北斗杯」で韓国の高永夏にヒカルが挑戦し、半目差でヒカルが敗れ、団体戦も日本が敗退するというところで終わります。

 競技ものの青春漫画では、主人公が勝利して終わるのが典型的なパターンなので、この終わり方に違和感を持つ人もいるようです。

ヒカルの碁がひどい理由④伏線回収がされていない

先程も述べたとおり、ヒカルの碁は北斗杯で主人公のヒカルが敗れ、日本が敗退するところで終わります。

しかし、読者は北斗杯に勝利し、次々と外国人棋士と対戦する展開を望んでいたためつまらないと感じた方もいるようです。

ヒカルの碁がひどい理由⑤アニメがほとんど動かない

ヒカルの碁は囲碁をテーマにした作品のため、碁の対局を中心に描かれることが多いです。

碁の対局は他の少年漫画原作のアニメと比べ動きが少ないことから、一部の読者からは、不満の声があったようです。

ヒカルの碁はひどい、つまらない：ネットの声 

ヒカルの碁はひどい、つまらないとの意見があったので紹介します。

「外国の棋士との対決や主人公がタイトルとった後のサイとの再会や対決など、予想していたのに。まだまだ連載できたであろう作品がなんで中途半端に終わるのか。」

ヒカルの碁は面白い：ネットの声 

ヒカルの碁は面白いという意見も見られたので紹介します。

ヒカルの碁の魅力(ネタバレ含む) 

ヒカルの碁の魅力①囲碁が分からなくても面白い

ヒカルの碁についてはあるエピソードがあります。

なんと、漫画版で作画を担当した小畑健先生。

実は、最終的に囲碁のルールを把握していないまま連載を終了したと言われているのです。

そのぐらい複雑で、地味で、何やってるかよくわからないゲームと言われているのが囲碁です。

それでも『ヒカルの碁』は面白いと評価されています。

それどころか、「囲碁ってよく分からないけれど、なんだか面白そう」と読者に思わせる魅力があるのです。

佐為やヒカルたちが必殺技のように心の中で呟く言葉。

「右上スミ小目」「コスミ」「ツケ」「カカリ」等の専門用語です。

これらの専門用語こそが囲碁の面白さやかっこよさを引き立てる魅力のひとつと言えるでしょう。

ヒカルの碁の魅力②藤原佐為(ふじわらのさい)

藤原佐為(ふじわらのさい)はヒカルの祖父の蔵にある本因坊秀策所縁の基盤に眠っていた平安時代の天才棋士の霊です。

霊というから恐ろしい者を想像している人もいるかもしれません。

しかし、実際のキャラクターは着物を着ている可愛らしいイケメン棋士です。

碁を打つ時はイケメンに、普段はよくごねたりと、ギャップのあるとても魅力的なキャラクターです。

ヒカルの碁の魅力③キャラ漫画として優秀

囲碁という地味なゲームを題材とする以上、読者を引き込むために重要となってくるのはドラマ性と魅力的なキャラクターです。

ヒカルの碁は、イケメンキャラが多いことも魅力のひとつと言われています。

一方で、イケメンキャラだけではなく冴えないキャラを仲間やライバルとして配置してみたり、年寄りの碁打ちを渋くカッコよく描かれていることで、ひとりひとりがキャラとして確立していることが魅力のひとつでしょう。

ヒカルの碁の魅力④弱いキャラクターの描写

『ヒカルの碁』の魅力はそのストーリーのドラマ性にあります。

ドラマがキャラクターや絵を引き立てるだけでなく、その逆もまた然りの好循環を生んでいるからです。

ヒカルの碁 アニメや主題歌の評判は？

アニメに対する評価は良いものが多く見られました。

特に評価されていたのは以下の点です。

・ストーリーの良さ

・アニメオリジナルが少なく、原作に忠実であること

・音楽と演出の織り成す緊迫感

アニメ主題歌は、以下の通りです。

【OP 01】 Get Over

【OP 02】 I’ll be the one

【OP 03】 FANTASY

【ED 01】 ボクらの冒険

【ED 02】 ヒトミノチカラ

【ED 03】 SINCERELY~ever dream~

【ED 04】 Days

【ED 05】 MUSIC IS MY THING

【ED 06】 Get Over(Special mix)

【ED 07】 最後のGAME

ヒカルの碁：よくある疑問・質問 

Qヒカルの碁打ち切り説には韓国が関係している？

この仮説が生まれた経緯はヒカルの碁19巻から開始した北斗杯についてです。

ここで、北斗杯の説明を行いたいと思います。

この大会は国際大会という形で開催されており、中国と韓国、そして日本の棋士が登場し戦うという内容なのです。

ここで問題となったのが韓国が日本に１敗したことが原因で、韓国側が抗議したとされたことです。

ヒカルの碁への抗議の理由として噂されていた原因は、韓国対日本戦で、韓国が1敗していることです。

ヒカルの碁では韓国は1敗していますが、現実世界で韓国の囲碁はとても強いため、日本に敗けるのが許せないということです。

このような理由から、作品に対して韓国側から圧力や抗議がきて打ち切りになったのではないかとの噂があります。

実際の囲碁のランキングでは、確かに韓国は囲碁の棋士ランキング1位と3位に位置していることが分かります。

ちなみにヒカルの碁のアニメも例の北斗杯が始まったところで終わっています。

このことも相まって、韓国側の圧力が原因なのではないかという噂が加速してしまったようです。

この『ヒカルの碁の打ち切りは韓国が原因なのでは?』という噂に対しての結論は、韓国は関わっておらず、デマであることが明らかになっています。

韓国でも『ヒカルの碁』は商業展開されている人気の作品のひとつです。

韓国ファンのヒカルの碁の熱量は、韓国でのアニメ化の際、改変が行われた時には、多くのファンから不満がでるほどでした。

こんなにも愛されているヒカルの碁に、敵対する存在として自国の人間が出てきたからといって圧力をかけて連載を打ち切りにさせたとは考えにくいですよね。

日本と韓国が政治的に仲が悪いことがこういった噂につながってしまったのかもしれませんね。

ヒカルの碁が打ち切り？ひどい　まとめ

まとめ 

・ヒカルの碁はストーリーやキャラ漫画として完璧である。

・最終回の終わり方が賛否両論ある

・打ち切りに韓国が関わっている説はデマ

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