ヒートショックになりやすい人の特徴とは?どんな症状があるの?温度差何度で起こる?起きたらどうするのが正解?

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ヒートショックになりやすい人はいるの?どんな症状があるの?温度差何度で起こる?起きたらどうするのが正解?をテーマにお伝えしたいと思います!

寒い冬、熱いお風呂が恋しいですよね。

でも気を付けて下さい、暖房の効いた部屋から寒い浴室に行って、血圧があがってしまったところで熱いお風呂につかると、今度は血圧が急にさがって具合が悪くなってしまうことがあります。

これがヒートショックです。

どんな症状があるのでしょうか。

この記事でわかること:

ヒートショックの症状は?自律神経との関係や貧血、吐き気との関係

ヒートショックでまず起こることはめまいや立ち眩み等です。

重くなると呼吸困難になってしまったり、不整脈や脳卒中を引き起こしたりします。

ヒートショックが軽度の場合は?

軽度の場合はめまいや立ち眩みだけですみます。

意識もしっかりしているなら、その場で転ばないようにゆっくりと座って静かにして様子を見て下さい。

できることなら横になって安静にしてくださいね。

ヒートショックと自律神経との関係

ヒートショックは血圧が急に上下することでおきますが、それは血管の収縮が原因です。

血管の収縮をコントロールしているのは自律神経なので、その働きが良ければヒートショックのリスクを下げることが出来るそうですよ。

ヒートショックと貧血の関係

貧血気味の人もヒートショックには気を付けた方がよさそうです。

貧血が原因の体の酸欠状態をカバーしようと普段から心臓に負担がかかっているためです。

ヒートショックと吐き気の関係

吐き気だけの場合、のぼせだと考えられることが多いみたいです。

ただ、ヒートショックが重度になると、実際に嘔吐してしまう場合があるようです。

脳卒中の恐れもあるので、嘔吐物を取り除いて横向きにしてすぐに救急車をよんで下さいね。

ヒートショックになりやすい人の特徴は?若い人でもなるの?

ヒートショックは血圧の乱高下が原因でしたね。

ですから先ほど出た貧血の方以外にも、お年寄りの方、普段から高血圧の方、心臓に疾患のある方は特に気を付ける事が必要です。

若い人はお年寄りの方に比べたら血管や心臓は丈夫かもしれませんが、油断は禁物。

貧血の方や基礎疾患がある方、それがなくても寝不足が続いて自律神経が乱れていたりしたら、血管の収縮がうまくコントロールできずにヒートショックになってしまう場合もあります。

ヒートショックで後遺症は残る?

ヒートショックの後遺症というよりは、ヒートショックにより心筋梗塞や脳卒中を起こしたために後遺症が残ってしまう事が心配なところです。

軽度のヒートショックでめまいが原因で転んでしまった場合にも後遺症が残ってしまうかもしれません。

少しでも体調に変化を感じたら、早めにお家の人に助けを求めるなり、対策をとって下さいね。

死亡することもある?

心筋梗塞や脳卒中を引き起こした場合は、発見が遅くなってしまうと死に至ってしまう場合があります。

他にも熱いお風呂に長くつかっていると、血圧が下がりすぎてしまって意識障害を起こし、そのまま溺れてしまう事もあります。

十分気を付けたいですね。

ヒートショックが起きたらどうする?病院へ行くべき?

もしもご家族がお風呂に入っているときにヒートショックになってしまったら、すぐにお風呂から引き揚げて意識があるかどうかを確認して下さい。

意識がなければ救急車を呼んで下さい。

意識があっても頭痛やろれつがまわらないなどしていたら、すぐに救急車を呼んでください。

お年寄りのご家族がいる場合はお風呂に入っている間も声をかけてあげて下さいね。

ヒートショックの室内温度は?ならないためにはどうすればいい?

温度の違いが原因で起こるヒートショック。

室内の温度がどこもかしこも一定だったらまず心配はいりません。

できれば2~3℃以内に収まっていれば理想だとされているようですよ。

ヒートショックのお風呂の温度は?風呂場の温度差は?

お風呂に入る場合、お湯の温度は41℃以下が目安となっています。

熱すぎるお湯につかるとそれだけで心臓に負担がかかって、ヒートショックがおきやすくなってしまうのですね。

また、暖房がきいた室内ときいていないお風呂場の温度差は10℃以上あると言われています。

2~3℃の温度差が理想なのに10℃以上もちがうとなると、かなり血圧が乱高下しそうですね。

ヒートショックの入浴時間は?シャワーだけだとどうなる?

入浴時間は10分までが目安です。

それ以上だとのぼせてしまったり、体温があがりすぎて熱中症の症状が出てしまう場合もありますので、ヒートショックだけでなく、こちらも気をつけたいところです。

シャワーだけで済ます場合は、のぼせたり溺れてしまうような事はないです。

そして体の芯からは温まらないので、血圧が下がりすぎる事も無いようです。

ただ、風邪は引いてしまいそうですね。

浴室でのヒートショックの対策について

室温が急に変わることが原因なので、まずはどこもかしこも暖かくしておく。

特に入浴前にお風呂場と脱衣所を暖かく。

脱衣所にヒーターがあればいいですね。

シャワーでお湯をためるようにするとお風呂場全体が蒸気で温かくなるそうですよ。

そして少しずつかけ湯をして体をゆっくり温めてから入って下さい。

温度は41℃以下。

時間は10分まででしたね。

お湯から出る時は血圧が下がっているので、めまいを起こさないようにゆっくりと出てくださいね。

そして食事のあとすぐ入るのも避けてください。

食べたものを消化するために血圧が低くなっているためです。

一時間くらいしてからがオススメです。

まとめ

寒い時期のお楽しみ、温かいお風呂。

そこで具合が悪くなってしまっては、台無しになってしまいますよね。

熱いお湯が好きな人、長湯が好きな人も少しだけ我慢。

温度差にも気をつけて、ほどほどに楽しんでいきたいですね。

この記事でわかること: