老眼っていつから始まるの?老眼にならない人の特徴とは?30代(平均)から始められる老眼予防対策法まとめ!をタイトルにお伝えします。
加齢に伴い、『老眼』という言葉を親世代から聞くことはありませんか?
実はこの『老眼』、20代後半ぐらいから徐々に進んでいると言われています。
この記事では、そんな『老眼』について詳しく見ていきましょう!
老眼っていつから始まるの?なぜ老眼になるの?どんな症状?コンタクトは使用可能?対策はある?治療法は?アメリカで承認された新薬って?などなど、疑問にお答えしていきます!
老眼っていつから始まるの?平均で30代から?
前述のとおり、老眼は20代後半ぐらいから緩やかに進行していると言われています。
自覚症状が出るのは早い人で30代、多くの人では40代から実感するようになります。
正式名称は『老視』といい、目のピント調節機能が衰えることによる老化現象です。
(今回の記事ではなじみのある言葉として、『老眼』と記載しますね。)
病気ではないので、誰しもが年齢を重ねるにつれて実感する現象になります。
老眼のメカニズムは、目のピント調整機能を行っている角膜の奥にある『水晶体』が、加齢により硬くなってしまうことで正常に機能できずピントが合わなくなってしまうため、文字などがぼやけて見えるようになってしまいます。
親世代が小さいものを見るときやスマホの文字をみるとき、遠くに離して見ている光景をよく目にしませんか?
これは、老眼は遠くに離すことでピントが合うようになるからですね。
老眼にならない人の特徴とは?
結論から言うと、老眼は老化現象のため、老眼にならない人はいません。
ですが、老眼を遅らせる努力をすることは可能です。
老眼になるのが遅い人の特徴として以下の4つが挙げられます。
✓紫外線から目を守っている人
✓日常的に目を酷使していない人
✓眼鏡やコンタクトが視力に適している人
✓アンチエイジングに取り組んでいる人
サングラスなどで目を紫外線から守ることの大切さがわかりますね!
また、コンタクトが自由に買える世の中ですが、定期的に眼科を受診し、目の状態や視力を確認することも大切です。
さらに、老眼は老化現象の1つですので、積極的にアンチエイジングに取り組む人は老眼になるのが遅いともいわれています。
アンチエイジングは食生活や生活習慣の改善、運動などを取り組むことによって誰しもが対策可能ですので、目のためにも今日からあなたもアンチエイジングを実行していきましょう!
老眼はどんな症状?スマホ老眼との違いは?
主な特徴は以下の3つです。
✓細かい文字が読みづらい
✓近くのものから遠くのものを見る際に、はっきりと見えるようになるまでに時間がかかる
✓暗いと手元が見えにくい
上記の症状が主な症状ですが、最近はスマホによって引き起こされる『スマホ老眼』で上記の症状に悩む若者も多いようですね。
この『スマホ老眼』は本来の加齢によって引き起こされた『老眼』ではなく、スマホの見過ぎによる一時的な現象となりますので、スマホ老眼を感じた際には、目を休める合図と思ってスマホから離れましょう。
近視の人が老眼になるとどうなるの?
近視とは、近くにピントが合っているため遠くのものにピントをうまく合わせることができない目の病気の1つです。
近視の人は老眼にはならない。
なんてことを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
近視の人も老眼にはなりますが、もともと近くにピントが合っているため老眼になりにくい。
というところから語弊が生じたようですね。
近視の人は近視用眼鏡やコンタクトで近くにピントが合わないように調節しているので、近視用眼鏡やコンタクトをしている状態では、老眼になった際に近くにピントを合わせるのが難しくなる場合があります。
ピントが合わせにくいな、と感じた場合には眼鏡やコンタクトの調整が必要になるかもしれませんので、眼科を受診するようにしましょうね。
老眼にコンタクトは併用可能?
『老眼』といえば『老眼鏡』のイメージではありませんか?
しかし、現在の若い世代の方たちはコンタクトが主流の世代です。
コンタクトのない生活は考えられない人も多いのではないでしょうか。
ですが安心してください!遠近両用コンタクトレンズというものがあり、
1枚のレンズで近くも遠くも見えるようになっているので老眼になってもコンタクトで生活することは可能です。
安心ですね!
30代(平均)から始められる老眼予防対策とは?
老眼の対策や治療法は?
加齢である老眼を止めることはできません。
現時点では老眼を止める医療や薬は日本には存在していないのが現状です。
『老眼 トレーニング』などで検索すると、老眼に効果的な眼に対するマッサージなども出てきますが、あくまでも一時的なものでしかありません。
しかし、ここで朗報です!
老眼の症状を改善する目薬『VUITY』が、2021年10月に米国食品医薬品局(FDA)に承認されました。
この、『VUITY』の有効成分は新薬ではなく、現在も眼科領域における緑内障治療薬の1つとして使用されている『ピロカルピン』という点眼薬だそうです!
臨床試験で、『老眼』に対する効果が認められたとのことですね。
しかし、『VUITY』の30日分の価格は約80ドル(約9000円)という高価な点眼薬です。
現時点では保険適用にはならず全額自己負担のため経済的負担が大きくなりそうですが、老眼を少しでも良くしたい人にすれば朗報ですね!
早く日本でも承認されることを願います!