太陽フレアによる影響は?人体への危険性は?次の2025年までに出来る対策とは!?

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太陽フレアによる影響は?人体は無事?危険性はないの?次の2025年までに出来る対策とは!?をタイトルにしてお伝えしたいと思います!

私たちの日常とは切っても切り離せない存在の「太陽」。

とっても重要な惑星なのですが、この太陽では「太陽フレア」という爆発が頻繁に起こっていることをご存じでしたか?

太陽フレアが発生すると、私たちの住む地球にはどんな影響が出てしまうのか。

人体に害はないのか。

対策はあるのか。

小さな存在である私たちには、この現象を阻止することは出来ませんが、いざという時の心構えの為にも、まずは太陽フレアの事を知っていきましょう!

この記事でわかること:

「太陽フレア」について詳しく知ろう!

そもそも太陽フレアというのは、どのような現象なのでしょうか。

「よく耳にするけれど、具体的には分からない。」

そんな方も多いのではないでしょうか。

では、詳しく見ていきましょう!

太陽フレアは黒点周辺での爆発現象。

太陽フレアとは、太陽の表面上で起こる爆発の事を指します。

火炎を意味する「フレア」から来ているんですね。

太陽には、周りよりも温度の低い黒点という斑点があります。

黒点は磁力が強く、この磁力が変化し、周りにあるガスにエネルギーが伝わることで爆発を起こします。

爆発の威力は、水素爆弾の10万倍~1億倍にも及ぶのだとか。

規模が大きすぎてピンときませんよね…。

爆発の際に発生するX線の強度によって、規模が小さい順から、A→B→C→M→Xと5段階に分かれています。

小規模なものは日常的に起きていますが、大規模なものが発生すると私たちの居る地球にも影響が出てしまうのです。

太陽フレアの周期はどれくらい?次は2025年!?

爆発現象が起きる周期は、約11年だと言われています。

活動が比較的穏やかな時を「極小期」、逆に活発な時を「極大期」と呼び、この極小期→極大期→極小期までのサイクルで約11年なんだとか。

2014年4月が極大期、2019年12月が極小期だと判断されていることから、次に活発になる極大期は2025年7月だと予測されているのです。

今すぐという訳ではありませんが、そう遠くない未来です。

その時、地球には一体どのような影響がもたらされるのでしょうか。

太陽フレアによる影響は?

フレアが発生すると、強力なX線や紫外線、電気を帯びたガスなどが噴出し、磁場が乱れます。

それによって引き起こされる現象がこちらです。

  • 人工衛星のトラブル
  • 通信障害
  • 電子機器の異常
  • GPSの誤差の拡大
  • 停電

その他には、オーロラの活動が活発になり、普段見られない日本でも見られる可能性があるという、ちょっとロマンチックな現象も…。

オーロラは見てみたいですが、とは言え、現代社会においてとても不安になる要素ばかりですよね。

過去に起きた具体的な事例も見ていきましょう。

過去に発生した太陽フレアによる影響とは。

1859年欧米で通信用の鉄塔より火花が放電、電子回路がショート。これによって火災が多発。
普段は見られない地域でオーロラが観られました。
1989年カナダでは停電が約9時間にも及び、600万人もの人々の生活に影響を及ぼしました。
アメリカでは気象データが消失。NASAの衛星の数百もの部品にも異常が現れました。
2003年日本で環境観測技術衛星「みどりⅡ」が故障。打ち上げから僅か10か月後の事でした。
スウェーデンでは約1時間に及ぶ大停電が発生し、パニックとなりました。
2017年9月6日18時と21時に、フレアの発生を確認。8日9時には地球にガスが届き始めます。
その後GPSの精度がかなり悪くなり、南極では普段は見られない色のオーロラが観られました。
2022年2月3日、アメリカにて、人工衛星49基中40基が機能停止し、大気圏に落下してしまいました。

以上が過去に起きた具体的な事例です。

衛星などが多数トラブルを起こし、かなりの被害をもたらしているのが分かります。

また、長時間に及ぶ停電など、私たちの生活に直結するような影響も出ていたようです。

ライフラインが絶たれてしまうのはやはり大変ですよね。

通信機器や電子機器の異常も、現代社会においては非常に厄介なことです。

太陽という遠い遠い場所で起きた事象が、こんなにも私たちに影響を与えていたというのは驚きですよね。

これだけの現象が起きている中、私たちの体には害は無いのでしょうか?

とても気になりますよね。

太陽フレアによる、人体への影響は?

気になる人体への影響ですが、基本的には地球上にいる私たちには害はないようです。

地球は大気圏という大気の層によって守られていますが、この大気が、フレアによって放たれるX線を吸収してくれていますので、どうか安心してください。

ただし、国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士は直接影響を受けることになります。

そもそも太陽由来だけでなく、銀河由来の放射線もある為被ばくしやすくなります。

その為、生涯受ける被ばく量の上限が決められていたり、放射線を遮断する部屋が設けられたりしています。

また、飛行機の搭乗者も、地上にいる人よりごく僅かではありますが、被ばくのリスクがあります。

その為、フレアの規模が大きい場合は、飛行高度を下げたり、欠航の判断が下されたりします。

私たちに出来る太陽フレア対策は?

私たちには太陽フレアを阻止することは出来ません。

しかし、出来るだけリスクを減らすことは出来ます。

過去には長時間に及ぶ停電が数回起こっています。

ライフラインは重要です。

主にこの停電対策を心掛けておくのが良いでしょう。

非常食の準備や暑さ対策など、しっかり備えておけば少しは安心出来ますよね。

昨今の様々な災害によって私たちの防災意識も高まってきています。

防災バッグを用意した!という方も多いのではないでしょうか。

太陽フレアに対しても、この防災対策が活きてくるのです。

ただし、普通の停電とは違い、ポータブル電源等の機器にも影響が出てしまう恐れがある為、こちらに関しては、極力シンプルな、最低限の機能しかないものを用意しておくことをお勧めします。

まだ何も対策出来ていないという方、今から少しずつでも揃えていきましょう!

まとめ

太陽フレアについて詳しくご紹介してきましたが、いかかでしたでしょうか?

人体への直接の影響はありませんが、私たちと密接に関わる電子機器や通信機器に大きく響いてしまうとうのは、やはり厄介ですよね。

そして一番心配なのは、大停電によってライフラインが絶たれることではないでしょうか。

リスクを少しでも下げられるように、もう一度あなたの防災対策を見直し、心構えをしておきましょう!

この記事でわかること: