「『寝ても寝ても眠い』は女性の悩み!?原因は40代以降の更年期。対策法をご紹介!」をタイトルにしてお伝えしたいと思います!
「しっかり寝たはずなのに、起きるのが辛い」
「日中に眠気に襲われる」
「疲れが取れず、一日中だるい」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
コンディションの悪い日が続いてしまうと、日々の仕事や家事などに影響が出てしまいますよね。
女性の睡眠トラブルには、女性の体ならではの原因が隠れていることをご存知でしょうか?
この記事では、40代女性の、寝ても寝ても眠い原因や、その対策法をご紹介していきます。
眠気に悩まされている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
『寝ても寝ても眠い』その原因とは?
しっかり寝ているはずなのに眠気に襲われる。
その原因は何なのでしょうか?
①内臓疲労による疲れ
内臓疲労とは、内臓に負荷がかかり過ぎており、体からSTOPのサインが出ている状態のことです。
胃もたれや便秘、下痢などの症状となって現れます。
それに伴い、全身のけだるさや疲労感を覚え、眠気を引き起こすことにもつながってしまいます。
食べすぎや飲みすぎ、過度のダイエットによっても引き起こされてしまう為、体を労わい、気を付けることが大切です。
②生理前・生理後・妊娠期間の鉄分不足
強い眠気の原因の一端は、女性ならではの体の特徴にあります。
女性は生理前の3~10日の間は眠気が出やすい傾向にあります。
女性ホルモンの一つであるプロゲステロンが多く分泌され、体温が高くなる為、就寝時は寝つきが悪くなり、逆に日中は強い眠気を引き起こしてしまうのです。
生理中や生理後は、出血によって血液中の鉄分が不足し、酸素が脳に十分に運ばれなくなってしまいます。
そのため、貧血気味になり、めまいや眠気を引き起こしてしまうのです。
また、妊娠中も同様のことが起こります。
初期は体を安静にしようとプロゲステロンが多く分泌され、中期では母体が貧血気味になり、後期になると大きなおなかを抱え続けてエネルギーを消費します。
これによって眠気が出てしまうんですね…。
では、それ以降はどうでしょう?
③更年期
女性はいずれ、生理の終わり、閉経を迎えます。
閉経のタイミングは個人差が大きく、40代前半で迎える方もいれば、50代後半になっても迎えない方もいます。
この閉経を挟んだ前後5年の10年間のことを「更年期」と呼ぶのです。
あなたが40代〜50代ならば、この「更年期」が眠気の原因かもしれません。
眠い原因は更年期?更年期の症状とは。
更年期の特徴の一つとして、睡眠不足があげられます。
理由としては、以下の3つが考えられます。
①女性ホルモンのバランスの乱れ
更年期になると、女性ホルモンが乱れることで、自律神経のバランスも崩してしまいます。
副交感神経と交感神経の2つから構成される自律神経。
副交感神経が優位であれば、リラックスしている状態。
交感神経が優位であれば、興奮状態で心拍数が上がっている状態。
交感神経優位の状態は、睡眠にとっては悪い影響を与えてしまいます。
睡眠の状態をよくする為には、自律神経を整える必要がありますね。
②加齢
女性に限らず、歳を重ねること自体が睡眠に影響を与えます。
年齢と共に睡眠時間は減少し、レム睡眠(深い睡眠)の時間も減ってしまいます。
③ストレス
更年期は、子どもが独立したり、定年によって夫婦が一緒にいる時間が増えたりと、自分を取り巻く環境が変わってくる時期でもあります。
こうした環境の変化や、加齢による衰えなどに対して、喪失感やストレスを感じやすくなります。
ストレスが溜まると、気持ちの浮き沈みが激しくなったり、不安を抱えやすくなる為不眠になるのです。
更年期にはこんな症状も…
【身体的症状】
のぼせ・ほてり(ホットフラッシュ)・発汗・動悸・息苦しさ・めまい・頭痛・肩こり・倦怠感 など
【精神的症状】
落ち込み・やる気のなさ・憂鬱・イライラ・食欲低下 など
これらの症状も、夜の睡眠の質を妨げる原因となっています。
更年期の症状は本当に様々で、考えるだけで嫌になってしまいますよね。
出来れば健康に穏やかに日々を過ごしたいというところ。
そこで、いくつか対策法をご紹介していきたいと思います。
3つの対策法で更年期を乗り切ろう!
①サプリメントを活用する
更年期の症状で悩む女性の助けとなっているのが、更年期サプリです。
様々な種類がありますが、症状にあったサプリを試してみるのも良いですね。
ホルモンバランスや血行・自律神経の悩みには、
【大豆イソフラボン、エクオール、チェストベリー、サポニン、鉄、ビタミンC】
などがおすすめです。
②生活習慣の改善
睡眠の質を良くするためには、やはり規則正しい生活を送ることが大切です。
・就寝・起床時間を一定にし、太陽の光を浴びることによって、体内時計を整える。
・適度な運動を行う。
・就寝前のテレビやケータイの使用を控える。
・就寝前にリラックスタイムを取り、副交感神経を優位にする。
・寝酒をしない。(寝つきが悪くなる。途中で目が覚めやすくなる)
どれも難しいことではありません。
睡眠に悩んでいる方はぜひ生活に取り入れていきましょう。
③専門医にかかる
症状が辛く、日常生活に支障をきたす場合は、早めに婦人科などの専門医を受診することをおすすめします。
医師の診察結果によりますが、ホルモン補充療法でホルモンバランスを整えたり、カウンセリングによってストレスを軽減させたりすることが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、40代女性の多くが感じている、寝ても寝ても眠い現象についてお話してきました。
40~50代で突入する「更年期」。
様々な症状があり、その中で生活していくのは大変ですよね。
症状を出来るだけ抑えて、質の良い睡眠を得られるよう取り組んでいきましょう。
それでも眠気を感じてしまう時は、ミント系のガムを噛んでみたり、少し休憩して体や足先を伸ばしてみたり、思い切って仮眠をとったりしましょう。
無理は禁物です。
自分の体を労わってあげて、自分のペースに合わせながら、快適な日々を目指しましょう!