おまとめローンを利用するとクレジットカードが使えなくなる?おまとめローンのメリットデメリットも解説!についてお伝えします。
意図せずローンを背負ってしまったり、
仕方なくローンを背負った人もいると思います。
借入の返済がなかなか終わらない、
給料も上がらないのにと悩んでいる人もいることでしょう。
収入が上がらないのであれば、少しでも負担を減らす方法はないかなとか、
もっと管理を簡単にできないかなと、思っている人はいませんか。
そういう方に提案できるのが、「おまとめローン」という方法です。
どのようなものなのか?
メリット、デメリットは何か?
お勧めの業者はどこか?
など、調べてみました。
おまとめローンはクレジットカードが使えなくなるって本当?
絶対というわけではないですが、使えなくなる場合もあります。
条件を確認してみましょう。
おまとめの対象にしているクレジットカードは他社解約が必要
これ以上、他での借り入れをさせないための、予防措置と考えれば理解しやすいですね。
せっかく、1つにまとめて返済プランを立てても次から次へと
借り入れたのでは、意味がありません。
逆におまとめの対象にしていなかったら使える
おまとめ対象として含めないクレジットカードは利用可能となります。
金融機関にもよりますが、”クレジットカードはショッピングは対象外”
と位置づけていることが多いためです。
クレジットカードの解約をしなくて良いところを選べば使える
おまとめローンの借入業者によりますが、
クレジットカードを含めないというケースや
解約を必要としない場合もあります。
そういう業者を探すというのも、1つですね。
デビットカードは使える
デビットカードは、指定口座に残高があればその場で引き落とすカードです。
現金を持ち歩くか、デビットカードを持ち歩くかの違いのため、
利用は可能です。
クレジットカードは、借金ができるカードであることから使用を止められますが
デビットカードは、借金をすることが出来ないカードです。
クレジットカードが使えるかは規約を確認!
おまとめローンにクレジットカードを含めないというケースや
解約を必要としない場合もあります。
おまとめローン利用前に契約内容を確認しましょう。
そもそもおまとめローンとは?
おまとめローンとは、どのようなものでしょう。
借換えとどうちがうのでしょうか。
複数社からの借り入れをまとめる
複数の会社のローンを、一本化することをいいます。
複数のローンを、1つの金融機関やカード会社から融資を受け、
1社にまとめることです。
クレジットカードのおまとめは分割払いとリボ払いに適用できる
一括払いの場合は、翌月に支払うことになりますが、
分割払いやリボ払いは、一定期間借金を背負うことになるので
適用となります。
クレジットカードのキャッシング枠はおまとめの対象になることが多い
クレジット会社によっては、キャッシングリボ払いでも、
ローンのおまとめができるものがあります。
キャッシングリボとは、クレジットカードを使って、コンビニなどのATMから
気軽にお金を借りられるシステムです。
返金は、元金に変動金利が追加された状態で、数カ月返済する必要があります。
クレジット会社で予め決められている、限度額までとなりますので、
自身の限度額の確認は必要となります。
クレジットカードのショッピング枠はおまとめの対象にならないことが多い
金融機関にもよりますが、”クレジットカードはショッピングは対象外”
と位置づけていることが多いためです。
おまとめローン利用の流れ
おまとめローンを扱っている、金融機関で、
・「おまとめローン」の申し込みをします。
・審査→通過
・借入
・契約中のカードローンを全て返済
*おまとめローンの金融機関1社への返済となります。
借り換えローンと何が違う?
おまとめローンは、複数社から1社へまとめて乗り換えるものですが、
借り換えは1社から1社への変更を言います。
おまとめローンは総量規制の対象外
総量規制とは、簡単にいうと年収の1/3以上の借入はできない。
ということです。
対象外となるのは、「総量規制」になじまないと思われるものです。
利用者が有利になる貸付や緊急性のあるものが該当します。
おまとめローンは、複数の論をまとめることで、
利用者が有利になるという特徴が、例外とみなされることがあります。
おまとめローンのメリット
おまとめローンには、どのような利点があるのでしょうか。
ローン返済の回数が1回で済み管理しやすい
複数ローンがあると、金利や引き落とし日、期間が違い
管理が面倒になりますよね。
ローンが1つであれば、管理しやすくなります。
複数の借り入れより金利や総支払額が下がる
低い金利のローンへまとめることで、
返済金額の総額を下げることが出来ます。
返済期間などにもよりますので、試算してみてから決めましょう。
信用情報を整理できる
複数のローンがある場合は、多重債務者となります。
信用情報機関に”多重債務者”と登録されていますが、
おまとめローンで1か所にまとめると、”多重”ではなくなります。
完済のめどが立って精神的に安定する
ローン、つまりは借金があるとなんとなく気持ちが晴れない時があります。
完済日がはっきりすれば、その目標に向かって
コツコツ返済すればいいので、安心しますね。
おまとめローンのデメリットや注意
メリットもありますが、当然注意を必要とすることもあります。
デメリットの方が大きい場合は、むかないということにもなります。
審査が厳しいことが多い
ローンを組むわけですから、金融機関の審査が必要となります。
既に多数の借り入れをしているのですから、審査は厳しくなるのも当然ですね。
追加の借り入れができない
おまとめローンは、完済を目指すためのものです。
このため、追加の借り入れができなくなる可能性は、高くなります。
条件によっては金利や総支払額が高くなる場合もある
メリットとして、支払金額が下がる可能性をお伝えしましたが、
逆に、増える場合もあります。
金利や、支払期間に影響を受ける場合が多いので
試算する必要があります。
借りられるのは返済に必要な額だけ
返済に必要な金額の借入はできますが、他の追加の借入が出来なくなります。
複数のローンを1本化するものですから、
カードローンのように追加借入が出来ないものがあります。
更なる多重債務者になるリスクもある
おまとめローンを利用し、完済した場合「完済できる返済能力がある人」
という認定をされてしまいます。
すると、貸し付けの案内が届く場合があり、うっかりまた借りてしまって
多重債務者となることもあります。
貸付の案内などは、無視しましょう。
おまとめローンが利用できる金融機関
おまとめローンは、多くの金融機関で対応しています。
人気の機関を少しだけ、ご紹介します。
銀行
・楽天銀行スーパーローン
楽天会員ランクによっては審査優遇あり
金利:1.9-14.5%
融資限度額:800万円
*楽天会員にはお勧めです。
・みずほ銀行カードローン
手持ちのキャッシュカードで借入ができる
ローン相談の専門店舗がある
金利:2.0-14.0%
融資限度額:800万円
*面着でローンの相談ができるのは魅力ですね。
その他、地方銀行は金利が低いことは推しですが、
その地域の方のみが対象となります。
消費者金融
・プロミス
金利:6.3-17.8%
限度額:300万円
担保、保証人:不要
2021年オリコン顧客満足度調査で1位となっている
業者です。
借りる側としては、安心材料ですね。
・アイフル
金利:3.0-17.5%
限度額:800万年
保証人、担保:不要
おまとめMAXという名称となっています。
消費者金融、銀行、クレジットカードなどまとめることができます。
審査も、最短20分というスピーディな対応です。
審査が通りやすい銀行はある?
銀行は、審査が厳しい傾向があります。
長期にわたって、取引があれば信頼があるのでもしかすると
通りやすいかもしれません。
消費者金融の方が、通りやすそうです。
まとめ
複数でローンを組んでいる人は、支払金額や時期の管理がしにくいため、
「おまとめローン」を利用し、1つにまとめることが出来ます。
メリットとしては、返済管理がしやすくなる。
支払金額が減る可能性がある。
デメリットとしては、返済金額、期間などによっては
支払金額が増える可能性がある。
クレジットカードが使えなくなる可能性がある。
おまとめローンの審査は、銀行よりノンバンクの方が
通りやすい傾向にあります。
銀行などによっては、窓口に相談員がいる場合もあります、
面着で相談できるとより安心ですね。
複数ローンがある方は、「おまとめローン」も候補の1つとして
検討してみてはいかがでしょうか。