鬼滅の刃は、2016年から2020年まで週刊ジャンプで連載されていました。コミックでは21巻で終了しました。
2019年のアニメ映画公開により、爆発的人気となりました。
2023年2月には、アニメ映画、第2弾「上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」が公開され、テレビアニメは4月から第4期が始まる予定です。とても楽しみですね。
今回は、主人公ではなく、竈門炭次郎と対峙する、鬼舞辻無惨にスポットを当ててみました。悪者になぜ?と思うかもしれませんが、鬼舞辻無惨を知ると更に面白くなること間違いなし!
では、さっそく進めましょう。
鬼滅の刃とは?概要
「鬼滅の刃」は、阿峠呼世晴氏 原作の漫画、小説です。
2016年から週刊少年ジャンプで連載が始まり、2020年に205話で完結しました。
2019年からテレビアニメ放送が始まり、映画化されたことにより一層人気となりました。
今や、日本だけに留まらず、世界中に大人気となっています。
時代設定は、大正時代です。
竈門炭次郎(主人公)は、父親が早くに亡くなり、父親に代わり7人家族を養っていました。
父親がやっていた、炭焼きを引継ぎ生計を立てていました。ある日、炭次郎が町に炭を売りに行くため留守にしている間に、家が鬼に襲われ家族は殺害されます。
たった一人、妹の禰豆子は息はあるものの既に鬼になっていました。炭次郎は禰豆子を正気・人間に戻すため、家族を惨殺した鬼を退治するため、過酷な試練を突破し『鬼殺隊』に入隊し、仲間と禰豆子とともに鬼を壊滅するため戦い続けます。
鬼舞辻無惨の子どもや奥さんは誰?人間なの?
竈門炭次郎が、初めて鬼舞辻無惨にあったときに、一緒にいた奥さんと子供は、人間です。
娘は、奥さんと前の旦那さんとの間に生まれた子供です。つまり人間です。
奥さんの名前は、麗さん。
麗さんは鬼舞辻無惨を「月彦さん」、娘は「お父さん」と呼んでいます。なんかほのぼのした、本当の家族という感じですね。
鬼舞辻無惨はどうやって家族になったのか?理由と方法とは
鬼舞辻無惨は、良家の麗さんの人脈を手に入れるために、当時婚姻関係にあった、夫を殺害し麗さんと再婚しました。
自分の、やりたいことのためには、手段を選ばないという感じですね。
鬼舞辻無惨が女性や子供に姿を変える理由とは?
鬼舞辻無惨は、子供のころ体が弱く、医者から与えられた薬により、鬼となりました。
しかし、その薬の原料となった「青い彼岸花」の量が少なく、太陽の下にいられないという、大きな弱点がありました。このため「青い彼岸花」を見つけ、薬を正しく作れば、日光の下に出られる「鬼」になれるとの思いから、「青い彼岸花」の情報を探しています。
人間から情報を集めるため、人間に溶け込むことが必要だったのでしょう。
鬼舞辻無惨が女性の姿になっているわけとは?
まず、女性の姿になっていた時は、芸妓(芸者)です。
芸者は、今も、昔も富裕層の遊びとされることから情報が集まりやすいと考え、そういう場に同席することで、「青い彼岸花」の情報収集しようとも思ったのではないでしょうか。
また、日光に弱いため、芸者のように活動時間が、日が落ちた後という時間は、自分で情報を収集するのに都合がよかったということですね。人任せにしないというのは、ちょっと感心しますね。
鬼舞辻無惨が子供の姿になっているわけとは?
子供の姿になっているときは、養子先が製薬会社に精通する良家に入り込んでいます。
鬼となる薬「青い彼岸花」を研究するために、製薬するのによい環境の家を選んだようですね。自ら生成することを考えていたのかもしれません。
この時も、太陽の下に出られない病気という設定で、昼間は部屋にこもって、本を読んだり、勉強をしたりしています。
鬼舞辻無惨はどうやって人間社会に溶け込めているの?
年恰好、性別関係なく、人間の姿・擬態ができる鬼のようです。
鬼なので、記憶や心を操ることもできたのかもしれないですね。
鬼舞辻無惨の本当の姿とは?本当は女なの?
元は、人間の男性でした。
鬼になってから、性別や年齢など関係なく、体を自由に姿を変える(擬態)ができるようになっています。
鬼舞辻無惨自身の目的である、太陽の下で自由に生活するという目的を達成するために、擬態を繰り返しています。
まとめ
鬼舞辻無惨は、元は人間の男性です。
体が弱く、治療のために使った「青い彼岸花」を原料にした薬によって、人食い鬼となりました。ただ、この薬の副作用で、太陽の下では生きられなくなりました。
薬を作り直すためには、「青い彼岸花」が必要となるためその情報を得るために、人間社会の中に溶け込む必要があり、男性、女性、子供にまで容姿を変えています。
それだけではなく、鬼滅隊の追跡から逃れるためという理由もあるのでしょう。鬼滅隊と鬼舞辻無惨との戦いは千年を超える戦いとなっていることからも、外見だけを見ていたのでは、とらえることができないということがわかります。
しかし、容姿をどんなに変えても、とても鼻のきく、竈門炭次郎の出現で、鬼舞辻無惨は追い込まれていきます。炭次郎は、とても鼻が利くため、一度感じた鬼舞辻無惨の匂いを忘れてはいないのです。