「本好きの下剋上アニメがひどいと酷評される理由と読者の評価や感想を紹介!イライラするほど展開が早い?」をタイトルにお伝えしたいと思います。
本好きの下剋上はタイトルの通り、本が好きな主人公が異世界転生して自らが本を作ることを目的としている作品です。
小説家になろうで連載され、そこからマルチメディアに展開した作品となっています。
アニメでは深夜帯の放送にも関わらず、教育テレビで放送しても問題ないほどの、刺激の弱い作品で、現在では3期まで続いている人気作です。
しかしネット上での評判は賛否両論で、検索エンジンには「ひどい」との評価がつくことも。
一体何が原因で評価が下がってしまったのか、主人公にもどうやら原因があるようなのです。
本好きの下剋上とは? 中国との関係は?
本好きの下剋上は小説家になろうで連載された小説で、2019年からはアニメ放送もされた人気作です。
どの作品でもある話ですが、この作品も高評価と低評価で読者や視聴者が二分され、ネット上では特にアニメの評価がよくないように見えます。
制作会社も日本の会社ではあるのですが、どうやら中国の会社も一枚噛んでいるようです。
これらの関係性も影響しているのでしょうか。
本好きの下剋上の概要
本好きの下剋上の主人公本須麗乃は、本が大好きな女性です。
本好きなあまりに司書資格を取得するために大学へ入学し、大学の図書館への就職も決まっていたため、花道街道を進める人生を送っていました。
しかし、突如発生した巨大地震によって大量の本が麗乃を襲い、本に生き埋めとなって命を落とし、目を覚ますと、ヨーロッパに近しい世界に、兵士の娘マインとして生まれ変わります。
この世界は平民の識字率が非常に低く、上層階級でなければ文字とは縁遠い生活であったため、当然平民の街には本がない環境でした。
かつて本が好きだったマインは、この本の無い環境に憂い、本がないことに絶望をします。
そのためマインはこの世界に本を身近なものにするべく、自らが本作りを行うために行動をするのでした。
本好きの下剋上が打ち切り?アニメがひどいと言われる理由まとめ
本好きの下剋上のアニメはネット上で批判的なコメントが多く見られます。
その内容は幅広く批判されているわけではなく、作品の中での矛盾であったり作画に関するものでした。
一体どういったものが低評価につながる要因だったのでしょうか。
本好きの下剋上がひどい理由①主人公がクズ?
一つ目に挙げるのは、主人公がクズだった問題です。
この作品の登場人物は、びっくりするぐらい良い人ばかりで、幼女姿の主人公が生前の知識を披露したとしても拒絶しないでいてくれるほどです。
大体の作品では、特に特異な知識や能力があれば拒絶、場合によっては追放や極刑もあるにも関わらず、この作品では分け隔てることなく、むしろ主人公に協力的で人情の塊のようにも見えます。
しかし主人公だけはこの例から外れてしまっているのです。
主人公はわがままで、いくら見た目が幼女だからといって見ている視聴者からはストレスに感じるものがあります。
なにせ、見てる側からすればさっきまで22歳の大人だったのですから、22歳の振る舞いと掛け離れすぎてストレスに繋がってしまうのです。
挙げ句の果てには自分の目的達成の手段のために、人を無理やり引き込む行為も辞さない行為にでます。
とても本好きで、本から何も学び得てないようにしか見えませんでした。
本好きの下剋上がひどい理由②作画崩壊
二つ目に挙げられるのは、作画崩壊です。
どのアニメ作品にもある問題ですが、この作品は全体的に原作の絵とかけ離れた作画となっていたことが、低評価につながる結果となりました。
漫画では綺麗で可愛らしい絵でしたが、アニメでは顔が伸びていたり崩れていたり、クオリティーが下がってしまっていたことは疑う余地もありません。
BDでは作画修正されていますが、依然原作との絵のクオリティーの差は埋まっていないように感じました。
本好きの下剋上がひどい理由③テンポが遅い
三つ目に挙げられるのは、物語の進展速度が遅い問題です。
戦闘アニメなどでは、臨場感や話を進めないとグダることが目に見えているので、そうそうこのような問題に当たることはありません。
深夜アニメ帯の作品は、テンポ感の良い作品があるから余計にテンポが遅く感じるのも仕方がないように感じます。
ですが話を伸ばすのには理由があると思われ、発明系や推理系のアニメは基本的に新しいアイデアが思いつきづらいといったデメリットがあるため、ネタを残すためにも伸ばした可能性があります。
しかし、この作品自体小説が原作であるので話を伸ばす必要がなく、単に監督の采配ミスのように感じる節もありました。
本好きの下剋上がひどい理由④王族絡みのシーンが面白くない
四つ目に挙げられるのは、王族絡みのシーンが面白くない問題です。
アニメの中で王族と絡むシーンがあるのですが、ここの話がアニメと小説の両方で不人気であったことが判明しています。
なぜ、もともと面白くなく評価が低かった不人気の話をアニメとして放送したのかが理解できない、といった声がネット上ではよく見られました。
本好きの下剋上がひどい理由⑤1話目で作品に引き込めない
五つ目に挙げられるのは、1話目で作品に引き込めない問題です。
この作品は、基本的には主人公の視点中心で進行していきます。
そのため、世界観であったり人間関係をはじめとした情報も主人公が知らなければ、見ている視聴者にも分かりません。
アニメを継続してみる上で一番大切なのは、1話目で作品の概要を知って貰い興味を焚き付けて2話目3話目と見てもらうことです。
しかしこの作品では、1話目からの内容で視聴者が得られる情報は少なく、物語の起伏も乏しいため評判が低くなってしまった原因とも言えます。
本好きの下剋上がひどい理由⑥テンポが早すぎる
六つ目に挙げられるのは、物語のテンポがいきなり早くなってしまう問題です。
これは特に3期の9話と10話を中心に言われている話なのですが、原作の情報を雑に取り扱って断片的にほ作品が作られているように感じる人が多いようです。
原作ファンからすれば、原作を無碍にしてアニメを作られても快く思う人は多くなかったため、低評価の原因となってしまいました。
本好きの下剋上がひどい理由⑦深夜アニメとしては子供向けすぎる
7つ目に挙げられるのは、深夜アニメとしては子供向けすぎる問題です。
本好きの下剋上の絵柄は非常に可愛らしい絵柄で、NHKの夕方に放送されているアニメと言われても何の違和感のない雰囲気となっています。
まして、内容もグロテスク描写も無く、性的表現もありません。
物語も主人公が本を作るために、周囲の人と協力して行動していくのですが、そもそもの問題、視聴者が本に興味がなければ深入りや共感ができないといった問題もあるため、ターゲット層から外れた視聴者からのマイナスコメントが目立つ結果となってしまいました。
本好きの下剋上がひどい理由⑧主人公の矛盾によるストレス
八つ目に挙げられるのは、主人公の行動に矛盾が発生してしまいそれがストレスになってしまう問題です。
主人公は元々22歳の大学生で、精神的には大人ですが、実際に蓋を開けてみれば精神年齢は幼女レベルに低いです。
見た目は子供、中身は大人を謳っているにも関わらず、知識以外は見た目も中身も幼女であったため、ストレスに感じる人も多かったようです。
本好きの下剋上がひどい理由⑨原作の則っていない
九つ目に挙げられるのは、原作に則っていない問題です。
アニメの内容では原作を飛ばし、場合によっては内容改変して放送していました。
これには原作ファンから非常に厳しい声が出ており、感動できるシーンも感動できなかったという声も上がるほどです。
また、監督が作品をそもそも理解していないのではないか、という話題も出ているため、低評価がつく大きな理由となっています。
本好きの下剋上がひどい理由⑩本要素がよく分からない
最後に挙げるのは、この作品の本要素がよくわからなかったことです。
主人公は本好きであったはずなのですが、実際に作品で本から得られた知識や経験が生かされていません。
本人曰く、一冊ごとに他の本の内容は忘れてしまうようなのですが、それでは主人公の本を作りたいという動機とはかけ離れているようにも感じます。
結局魔力で脅威を排除する始末で、ファンタジー要素が強く、本を作った後のゴールもよく分からなかったことから低評価が多くつけられていました。
本好きの下剋上は最終話が特にひどい?面白くないと酷評される理由とは?
先ほども挙げたように、最終回では特に物語の進行ペースが早く、原作内容をすっ飛ばす結果となりました。
これまでの話がスローペースであったにも関わらず、最終回付近になってから早くなってもペース配分がおかしなことになっています。
主人公のあまり好ましくない行動や言動も相まって、作品全体の雰囲気が良くないふうに捉える視聴者が多い印象でした。
本好きの下剋上作者が激怒?
本好きの下剋上において、ネット上の批判に対して作者が激怒することはありませんでした。
作者側からはあらかじめ注意喚起があり、その内容としては主人公の言動行動にストレスを感じる可能性が高いといった内容です。
作者自身、主人公をクズに仕上げることは前提だったので、ネットでの批判は許容範囲内と予測できます。
本好きの下剋上はひどい、つまらない:ネットの声
本好きの下剋上を見た視聴者からは以下のようなコメントが寄せられています。
・アニメ化は嬉しいけどPVがひどい。あれを見てアニメを見る気にならない。
・作画が酷すぎる。
・本が好きだけの理由で本を求めることに感情移入できない。
・シナリオ改変がひどい。売れているタイトルだから大事にしてほしい。
といったコメントが多く見られます。
元々のファンですらアニメを見ようと思えないPVや作画崩壊など、アニメ制作会社の落ち度ともいえる課題が多くあった作品だと言えますね。
本好きの下剋上は面白い:ネットの声
逆に熱心なファンからは高評価のコメントも多々寄せられています。
・アニメを見て泣いています。
・登場人物がいい人が多くてほのぼのとする。
・いい人がたくさん。
高評価をつける方々のコメントで多く見られたのは、登場人物の人情に関するものが多く見受けられます。
暖かい人の繋がりや関係というものがこの作品を支えているといっても過言ではありません。
本好きの下剋上の魅力(ネタバレ含む)
本好きの下剋上はほのぼの系異世界物語ですが、この作品の魅力はいったい何でしょうか。
本好きの下剋上の魅力①主人公が最強じゃ無くてリアル
一つ目に挙げるのは、主人公が平凡なことです。
普通、異世界転生ものの物語の主人公は、特殊能力を持って転生し異世界で大活躍するのが定番となっています。
しかし、本好きの下剋上の主人公は特殊能力どころかむしろ、病弱で低体力といったむしろデメリットとしか言えない体で転生しています。
長時間行動できないハンデを負いながらも、本を作るために試行錯誤をして自身の命題に取り組む姿が魅力の一つとも言えるでしょう。
本好きの下剋上の魅力②主人公視点だから面白い
二つ目に挙げられるのは、主人公の視点だからこそ物語が面白いということです。
本好きの下剋上は主人公視点で物語が展開し、世界観がよくわからないといった内容で批判されていたことは先に記述しました。
しかし、この主人公視点だからこそ、主人公の見たものを一緒に体験でき、視聴者も同じタイミングで考え考察しながら物語を歩むことができる点が魅力的であるとも言えます。
本好きの下剋上の魅力③登場人物がいい人ばかり
三つ目に挙げられるのは、登場人物がいい人ばかりなことです。
本好きの下剋に登場する多くの人々は、家族愛であったり、友人関係をとても大切にしています。
病弱な主人公を見限らずに世話をしてくれる姉や、本作りを手伝ってくれる友人など、とても見ていてホッとする光景が広がっているため、時には感動に涙することもあります。
本好きの下剋上の魅力④深夜アニメのに綺麗
四つ目に挙げられるのは、深夜アニメ帯の作品にも関わらず綺麗であることです。
大抵の深夜帯アニメは残酷描写であったり、性的描写があることが多いです。
そのため、全年齢対象で安心して見れるものは少なく、その点で言えば本好きの下剋上は安心してみることができます。
最近はNetflixやU-NEXTのようなネット配信サービスも充実しているので、小さい子供に見せても安心できますね。
本好きの下剋上の魅力⑤登場人物を驚かせる
五つ目に挙げられるのは、登場人物を驚かせて視聴者も一緒に楽しむことができることです。
本好きの下剋上の主人公は幼女の見た目をしながら、経験鳥式は22歳のため、年相応でない知識量を保持しています。
物語は本を作ることを命題としていますが、普段は商人見習いとして様々な商品開発をしているので、前世の記憶を活用して新しい物品や、元ある品を改良するなどすることが主人公の仕事です。
その姿を見た現地住民は、幼女が様々な品を作り出していることに驚きながらも、受け入れてくれているところがこの作品のいいところとも言えます。
本好きの下剋上名言5選
本好きの下剋上にも様々の名言が登場します。
今回は数ある名言の中から5つ、厳選して紹介しますので、もしお気に入りのセリフがあれば参考にして見てください。
逆にお気に入りのセリフがなければ、作品の名言を探して見てください。
・「死ぬ間際、私は祈った。神様、生まれ変わっても、本がたくさん読めますように」(本須麗乃)
・「文字が書けるだけでこんなに嬉しいんだから、本が読めたら、もっと嬉しいと思う」(マイン)
・「本があれば、昔の人が考えたことや遠く離れた世界のこと。自分が一生で経験できるより、もっとたくさんのことを知ることが出来るんだよ。本って凄いよね」(マイン)
・「図書室、それは神が作りたまえしこの世の楽園。つまり、本がいっぱい有る部屋」(マイン)
・「自分で作るしかないでしょ!」 (マイン)
本好きの下剋上:よくある疑問・質問
ここからは本好きの下剋上でよく聞かれる疑問や質問をまとめています。
原作巻数や制作会社、視聴可能サイトも紹介していますので参考にしてみてください。
本好きの下剋上の完結はいつ?何巻?
本好きの下剋上は、2022年12月時点で本編31巻、外殿1巻、短編集2巻から構成される計677話で完結しています。
本好きの下剋上のアニメ4期はいつ?
本好きの下剋上4期の制作は2023年2月時点では決まっていません。
しかし、3期まで続いている作品なので4期の続編が作られる可能性は高いとも言えるでしょう。
これまで、
2019年10月−12月
2020年4月−6月
2022年4月−6月
で放送されており、2期と3期が2年空いたと考えると、4期は2〜4年開く可能性はあると考えられます。
そう考えると、4期の放送があるとすれば2024年〜2026年の間に放送されるのではないかと予想してみました。
本好きの下剋上アニメの製作会社は?どこの会社?
本好きの下剋上は亜細亜堂によって製作されています。
亜細亜堂は「ちびまる子ちゃん」や「忍たま乱太郎」「かいけつゾロリ」の制作会社と同じ会社です。
また、本好きの下剋上は中国のアニメ会社と業務提携を結んでおり、両国間で作られた作品でもあります。
本好きの下剋上は何で見れる?
本好きの下剋上はU-NEXTや Hulu、AbemaTVで視聴することができます。
いずれも有料サービスなのですが、比較的多めのサービスで視聴できるので、新規契約する必要も少なくて助かりますね。
本好きの下剋上を見るならU-NEXTがおすすめ!
本好きの下剋上をまとめて見るならばU-NEXTがおすすめです。
おすすめの理由をまとめてみたので、参考にしてもらい、もし興味があれば契約してみてください。
U-NEXTはこんなサービス
U-NEXTでは、過去に放送されたアニメやドラマを見ることができます。
最新映画やドラマもポイントを払うことでレンタルとして見ることができますが、ポイントは毎月一定数配布として貰えるため、数作品程度ならば実質タダで見れます。
また、書籍も見ることができ、本好きの下剋上のアニメと原作漫画を一つのアプリで楽しめるのは非常に大きな強みであると言えます。
月額料金はかかりますが、まだ見ぬ新しい作品に出会える可能性を秘めているので、ぜひ利用してみてください。
本好きの下剋上が打ち切り?ひどい まとめ
本好きの下剋上はネット上では多くの批判を受けた作品ではありました。
しかし、登場人物や世界観は非常にほのぼので癒されるものなので、一概に悪かったとは言えません。
しかし、迷走しながらゴールしたことは否めないので、打ち切り疑惑が出てしまったのも仕方なかったかもしれませんね。
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まとめ
・本好きの下剋上は展開が早すぎたり遅すぎたりでイライラする
・主人公が一番のうざキャラ
・登場人物は主人公以外いい人で癒される
本好きの下剋上はほのぼのする世界観、可愛い登場人物、日常をベースとした物語ということで、全年齢に受け入れられる作品でした。
しかしアニメの制作は原作ファンには受け入れ難い結果となり、結果としてネット上で批判されることになってしまいました。
素晴らしい作品ではありますので、ぜひ3期まで視聴して4期の続編が来ることを楽しみに待ちましょう。
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