こたつで寝るメリット&デメリットとは?こたつの電源は切る?毎日入る?痩せる噂や自律神経、風邪をひかない方法までまとめ!をタイトルにしてお伝えしたいと思います!
日本の風物詩である「こたつ」
冬の始まりから春先までお世話になる方も多いと思います。
そんなこたつでの暖かなひと時についうとうとしてしまい眠ってしまう・・・
きっとあなたも経験し、そしてご家族に怒られたことがあるのではないでしょうか?
「こたつで寝ると風邪をひく」と。
しかし実はこたつで寝る事にはメリットも存在するのです!
あまり聞いたことがないですよね?
そんなこたつのメリットからデメリット、入り方までまとめてみましたので是非参考にしてみてください。
こたつで寝るメリット
感情のメリット
それはずばりこの上ない多幸感
これは経験者であれば誰もが納得のいく唯一無二のメリットと言えるのではないでしょうか。
風邪をひくだの体に悪いだのはこの際置いておきます。
人間は心と体でワンセット。
体によくても心が穏やかでなければ幸せは感じにくいものです。
多くの場合怒られる行為であることから背徳感の中でそのまま眠るというのも瞬間的により多くの幸せを感じられる事は間違いなく感情面のメリットです。
環境へのメリット
エアコンやストーブと違って部屋全体の空気を循環させないので直接的な環境へのダメージは少ないと考えられます。
最近話題のサステナブル、持続可能な環境への配慮。
こちらも素晴らしいメリットです。
電気代のメリット
どんどん高くなるエネルギー問題に対しても有効です。
エアコンよりはどう考えてもエコロジー
一回の電気代は微々たる差でもちりも積もれば山となるです!
お財布に優しいのもこたつのメリットです。
こたつで寝るデメリット
こたつで寝ると痩せる噂もあるが?
こたつ内部の温度は約40度前後となり、いわば夏場のような状態かつ密閉されています。
よって電源を入れたままにしていると高温になりすぎてしまい汗をかきます。
こたつの中は乾燥していますのでその汗は乾いてしまいます。
そのため小まめな水分補給が必要ですが、こたつで寝る事を前提としているため水分補給はできません。
体内の水分量が減少すると体は水をためこみます。
これがむくみの正体です!
こたつで寝ると痩せるどころか体がむくんでしまいむしろ逆効果の可能性が高いです。
ではどうしたらいいのでしょうか?
こたつで寝るとき電源は切る?
内部の高温が原因であれば電源を切ってみたらどうでしょうか。
電源を切ればこたつ内の温度が上がる事はありません。
しかし当然の事ながら中の温度が下がってくれば寒いと感じるようになります。
こたつの電源が切れたらすぐにわかりますから明らかに寒いですよね。
布団のように密着していれば体温で保温されますがこたつの中は空洞です。
一度寒くなったら本当に寒いです。
それこそ風邪をひいてしまうかもしれません・・・!
とてもじゃありませんが朝まで電源を切ったままでは快適には眠れそうにありません。
こたつに毎日入って耐性をつける
もう毎日こたつで寝るのが習慣になっているという人もいるかもしれません。
毎日こたつに入る事はあっても毎日寝るというのも中々のつわものですが、習慣というのは恐ろしいもので定着してしまえば抵抗もなくなるものです。
一度習慣になってしまうと元にもどるのはより大変になってしまいます。
毎日入っていれば体も慣れて今度こそ痩せる?
そんなはずありませんよね。
汗をかいては乾き、体は水を欲しがっています。
通常布団で寝ていても人は一晩で500ml~1ℓもの水分を失うとされています。
それがこたつの過熱により更に、となれば人の体にいい影響などあるはずがありません。
熱中症や脳梗塞といったリスクが高まる事になりかねないので一日も早く習慣を改善して布団で眠るようにしましょう。
こたつで寝ても風邪をひかない方法
これに関してはまず本当にこたつで寝ると風邪をひくのか?というところですが、私の調べたところでは直接的なエビデンスは見つけることができませんでした。
直接的にというのはこたつで寝た場合と布団で寝た場合を単純に比較したデータが見当たらないということです。
ですので結果的に風邪をひくようなことにつながりそうな問題点から予防につながりそうな事をあげていこうと思います。
自律神経への影響
こたつは構造的に下半身が暖かく上半身は寒いです。
そのため体温を調整する自律神経の働きが狂い体のバランスが崩れてしまうと言われています。
温度変化のストレスは免疫力の低下や心や体の調子が悪くなったりするそうです。
せっかく感情面でのメリットを得られるはずなのにこれでは台無しですね。
睡眠の質
あなたもうすうす感づいているのではないでしょうか?
はい、低下します。
睡眠中は起きているときより体温が低下します。
眠っている間に汗をかくのも体温を下げるのに必要だからです。
しかし暖かいこたつで寝てしまうと体温が下がりきりません。
さらに私は寝返りを打てるほど大きいこたつを知りません。
おそらく多くのこたつでは寝返りが打てないのではないかと思います。
それではやはり関節や筋肉に負担がかかり疲れが取れなかったり逆に体が痛くなったりもするでしょう。
当然布団で寝たときより睡眠の質が低下することになるでしょう。
まとめ
ここまでをまとめると
メリット
- うたたねが気持ちいい!
- 空気を循環しない!
- エアコンと比べて電気代が安い!
デメリット
- 水分不足に陥りやすい
- 睡眠の質が低下する
でした。
ざっくりまとめるとメリットは感情とお財布に。
デメリットは主に体へのダメージでしたね。
こたつで寝るのはうたた寝程度にとどめておいてしっかりとした睡眠は布団で取ったほうがよさそうですね!