禁酒して眠れないのはいつまで続く?休肝日に眠れない時の対処法と禁酒の効果、好転反応とは?をタイトルにお伝えします。
あなたはお酒が好きですか?
やめようと思ったことはありますか?
禁酒するとなかなか眠れなくなると聞いたことはないでしょうか。
それがいつまで続くかは人によって違っていて、3日くらいですっと眠れるようになる人もいれば、数か月かかっても改善されないという人もいるそうです。
それまでのお酒との付き合い方(飲酒量や期間)や体質、生活パターンなども関係してくるのでしょう。
平日で明日も仕事があったりすると困ってしまいますよね。
どうやって対処すればいいのでしょうか。
お酒を飲まずに寝る方法~禁酒時の不眠症対策~禁酒2日目で眠れないときは
夜によく眠るには、朝の行動から対策をたてていきましょう。
・朝日を浴びる。
体内時計がリセットされて、約16時間後に眠くなるように整います。
・昼にしっかり動く。
体と頭をしっかり使って行動し体温を上げてほどよく疲れると、夜には体温が下がって眠りやすくなります。
脳を使うことで睡眠物質もたまります。
・午後2時くらいからカフェインを控えること。
カフェインは長時間体内に残るので、お茶やコーヒーは午後早い時間までにすると良いでしょう。
・寝る前は明るいものを見ない。
パソコンやスマホはよく言われることですが、できれば部屋も寝る1時間くらい前から暗くした方が良いです。
・薬に頼る。
抵抗があるかもしれませんが、禁酒が原因の不眠症は離脱症状の一つです。
眠れずつらい時期がピークをむかえるとまたお酒を飲み始めてしまうかもしれないので、そうならないように上手に薬も使いましょう。
断酒すると眠気が続く人もいるのはなぜ?離脱症状のピークかも
お酒をやめて、逆に眠たくてたまらなくなったという人もいます。
そもそもお酒を飲んで眠ると、寝つきは良いかもしれませんが、睡眠の質自体は悪くなっているのです。
良い眠りを邪魔していたものが入ってこなくなったので、体が「よし!寝るぞ!」となっているのか。
それとも体がお酒無しで眠れるようになるために「毒抜き」に体力を使っているのか…。
眠いだけでなく、だるくてたまらないという人もいます。
こちらも離脱症状といえそうですね。
休肝日は何日必要?
「休肝日」という言葉は、もともとは週に1日以上飲まない日をつくりましょうねという意味で作られた造語です。
今では週2日とか週3日とか言われていますね。
厚生労働省の多目的コホート研究では、「3日以上の休肝日があると、かなり多量の飲酒をしていても総死亡リスクとがんによる死亡リスクの増加が抑制される」と報告されています。
禁酒3日目の症状は?頭痛やかゆみ、頻尿まで?
休肝日も3日目になった時に人によっては頭痛やかゆみ、むくみなどもでてきたりするそうです。
あと、なぜかトイレが近くなってしまう事もあるとか。
お酒を飲むとトイレは近くなりますが、逆になるのも不思議ですよね。
肝臓が回復して、はりきって体内の汚れをだしはじめているのでしょうか。
眠れないときの対策をしっかりした人は、ぐっすり眠ることができているかもしれませんね。
では、休肝日を取らずに毎日飲み続けたらどうなるのでしょう
毎日飲み続けたらどうなるのか
百薬の長と言われているお酒ですが、それはほどほどの場合に限るようです。
アルコールは人間の細胞を固まらせてしまうので、基本的には体には害があるものなのだそうです。
毎日飲んでいると肝臓が休めず、負担が大きくなりすぎて、肝硬変や肝がんなどの病気になってしまいます。
ちゃんと眠れない日も続くので仕事の効率がどんどん下がったり、機嫌が悪くなって人づきあいがうまくいかなくなったり。
依存症になると家族にも迷惑がかかりますよね。
さらにアルコールは乾燥もまねくので、眠れないことも重なって、お肌が荒れたりもします。
お酒は何日で抜ける?肝臓は何日で回復する?
お酒は何日で抜けるかといえば、その人の筋肉量と肝臓の大きさによってざっくり計算できるらしいです。
でもそれは飲酒運転になるかならないかの話しで、肝臓の回復とはまた別です。
肝臓はタフな臓器と言われているので、以前は脂肪肝になっていなければ2日間くらい休ませてあげれば回復すると言われていたそうです。
ただ、週2日飲まないということは、「週5は飲むぞ!」という裏返し。
その5日間に大量に飲んでしまっていたとしたら。
長い目で見ればダメージは避けられなさそうです。
できれば一週間あけて、肝臓を十分休ませ、うんとタフな状態に戻してからまた楽しむのがよさそうですね。
1か月禁酒を続けたらどうなる?
それでは、頑張って1か月禁酒ができたとしたら、何が起きるでしょう。
離脱症状が治まってきてぐっすり眠れるようになっているかもしれません。
と、言うことは、お肌もきれいになっているかも。
だるさもとれて、体の動きがキレッキレになっていたりして。
ほかにも、飲まない分、ご飯に集中できるので美味しく感じられるようになったという人もいます。
そして肝臓が健康になってきたおかげで、基礎代謝が上がってやせたという人も。
あとは飲んでいた分の時間を趣味や勉強に使えるようになり、充実した気分で過ごせているといった報告もあります。
二日酔いがないから飲んだ翌日は昼まで寝るなんてこともなくなりますね。
お酒に使うつもりだったお金でちょっといいご褒美を勝ったなんて人もいます。
なんか、良い事ばかりですね。
まとめ
体が回復しようとしているときに時に出てくる悪い症状を、好転反応と言うそうです。
先ほども出てきましたが、頭痛や頻尿、むくみやかゆみなど。
だるいのもそうですね。
それがつらくてまた飲んでしまう人も多いですが、上手に付き合って乗り切れたら、禁酒は良いことだらけです。
でもあなたがお酒が大好きなら無理に我慢せず、たまにゆっくりと肝臓を休ませてあげながら楽しく付き合っていきたいですね。