「記事のタイトル」をタイトルにお伝えしたいと思います。
近年視力が低下する人が増えてきていると感じます。
特に若年者で多いのではないでしょうか。
私自身も極度の近視でメガネがないと生活できないレベルです。
車の運転はもちろんですが、本を見たり、パソコンを使用する時も必ずメガネが必要なのです。
今回は、私自身の経験を踏まえ、視力低下に関する仕組みやメガネやコンタクトを検討するタイミングなどをお伝えしていきたいと思います。
視力が悪い基準は1.0未満。メガネやコンタクトは絶対必要?
学校や健康診断などの視力検査でも視力に問題がないと判断されるのは1.0と言われています。
1.0以下の場合は、メガネやコンタクトで視力を矯正する必要があります。
しかし、最適な視力は1.0のようで、過剰に視力を矯正してしまうと眼精疲労の原因にもなるようです。
メガネやコンタクトの検討するタイミングは視力1.0未満から
1.0以上の視力では十分に遠くを見る事ができる状態である為、メガネやコンタクトは必要ありません。
1.0以下になってくると遠くのものが見えにくいと感じるようになってきます。
その影響から日常生活で支障を感じるのであればメガネやコンタクトを検討する選択肢があります。
また、車の免許を取得する時は、裸眼、もしくはメガネやコンタクトを使用した状態で両眼の視力が0.7以上ある事が条件です。
私自身も、免許を取得する際にメガネで両眼1.2以上ありましたので問題なく免許を取得する事ができました。
しかし、大人に最適な視力は1.0以上と言われており、それ以上メガネやコンタクトで視力を矯正してしまうと逆に物が見えすぎてしまい、眼精疲労の原因にもなるようです。
視力が1.0というのは近くも遠くも見やすい最適な視力と言われている為、メガネやコンタクトを検討する基準が視力1.0未満のようです。
視力修正は子供と大人で違う?
子供と大人では視力矯正は変わりません。
日常生活に支障をきたすのであれば、メガネやコンタクトを使用するのが望ましいと思います。
ただ、子供の時期にコンタクトレンズを使用する事は、リスクがあるようです。
コンタクトレンズは、レンズの取り扱いが大変であり、角膜を傷つけるリスクがある事も考えられる為子供の時期はメガネが好ましいとされています。
視力修正しなかったらどうなる?
視力低下を放置してしまうと、将来的に眼の病気になる可能性があります。
また、眼精疲労や肩こりを発症させる可能性もあります。
見る機能が衰えてしま事を考えるとメガネやコンタクトレンズをかけて矯正することは、眼の負担を軽減して視力低下を防ぐ事にも繋がります。
視力が回復する方法はある?
視力が回復する可能性があるのは仮性近視のみです。
仮性近視は眼のピントを合わせる筋肉が緊張し、水晶体レンズが一時的に厚くなることで起こります。
その為、筋肉の緊張を解いてレンズを薄くする事ができれば、近視の状態から矯正する事が出来ます。
一方で、軸性近視は眼軸が伸びる事によって物理的に起こる近視です。
一度伸びきってしまった眼軸は元に戻す事が出来ません。
つまり、軸性近視の場合は手術やメガネなどの補助具以外では近視を矯正させる事はできないです。
視力回復を目的としたトレーニングによって視力が回復した症例は、すべて仮性近視です。
仮性近視か軸性近視を調べるには、眼科などの検査を受ける必要があります。
視力が悪いのにメガネをかけないとどうなる?
メガネをかけると視力が落ちると思われる人も多いのではないでしょうか?
しかし、視力が悪い人はメガネをかけないと目の機能が低下する可能性もあるようです。
メガネをかけないデメリットとは
視力が悪いのにメガネをかけないと、視力の低下が進行し、眼精疲労にもなります。
さらに、目の機能も低下します。
メガネをかけた方が良い理由はある?
もし、近視の人が裸眼のまま生活していると、網膜がぼやけたままの視界で良いと思ってしまいます。
そうすることで、脳にも正確な視野の情報が送られない為、脳機能の低下も起こり、物を正確に見る力や物事を上手く覚える力が弱くなり、弱視になる危険性もあります。
このような状態を防ぐためにもメガネを使用する必要があります。
視力が悪くなる仕組みについて
視力が悪くなる仕組みについて説明していきます。
目が悪いとはそもそもどういう意味?
まずは、物が見える仕組みについて解説していきます。
目はなぜ悪くなるのでしょうか。
物が見える仕組みは瞳から入り込んだ光が角膜と水晶体を通過したときに屈折し網膜で像をつくります。
ものを見る時は見ているものにあたり飛んだ光を目で認識し、網膜で映し出しその情報が脳に伝達します。
目の前後の長さが少しでも伸びてしまうとピントが合わなくなります。
例えば近視の場合、網膜の前でピントが合ってしまい、物がぼやけて見えます。
しかし、多くの方の場合、幼少期の頃は網膜より後ろでピントが合います。
成長とともに目も大きくなりピントが合ってきますが、TVやゲームなど顔を近づけて物を見続けていると長時間近くを見ていることになり、最長期に伴いピントを後ろにずらそうとして目の前後長さが長くなってしまい、目が悪くなる原因になります。
中村眼科クリニックのブログ記事の一部を抜粋
目が悪くならないために出来る事は?
長時間、パソコンやスマホを見る事で目の筋肉に過度な負担を与えるので、1時間に何分かほど休憩を取り入れるべきです。
また、寝転がって画面を見ることは、対象物を斜めから見ることとなり、左右の眼と物との距離感に差が出てしまいます。
そうなると、左右の視力も変わり、物がぼやけて見えてしまいます。
パソコンやスマホを使用する時は、正しい姿勢で見ましょう。
視力が低下すると視界はどう見える?
視界がぼやけて見える時は視力が低下したと感じる人も多いのではないでしょうか。
視力の差によっては見え方にも違いがあるようです。
視力0.7~0.9の人の見え方
日常生活で不便を感じる事は少ないですが、小さい文字や車の運転の際は見えづらいと感じる事があります。
視力0.3~0.6の人の見え方
自宅にいる時は不便と感じる事はありませんが、運転の際はメガネが必要になります.
視力0.2以下の人の見え方
視界がぼやけ、物が見えづらくなる為、必ずメガネが必要になります。
近年増加傾向の近視。失明の可能性があるって本当?
近年増加している近視の問題は、特に若年者に多い印象があります。
最近では、子供の近視も増えているようです。
近視には失明の原因になるとも言われ、早期発見が望ましいと言われています。
近視は視力測定で発見されるとは限らない?「隠れ近視」とは?
お子さんが極端にテレビや本に顔を近づけたり、目を使った後に疲労感を訴えている場合は「隠れ近視」の可能性が高いです。
隠れ近視は視力検査の結果は良好なのに、実際には近視が進んでいる状態です。
子供の近視が増加中って本当?
最近の研究でも子供の近視は明らかに増加傾向にあるようです。
考えられる原因としては生活環境にあるようです。
- 外遊びが少なくなった
- スマートフォンの普及やタブレット学習の増加に伴い、近い距離で見ることが増えた
- 睡眠時間が減り、寝る時間が遅くなった
このように近視は、環境が原因で起こる可能性もあります。
近視が原因で失明になる?なぜ?
禁止が失明につながる原因としては、「眼球の伸び」です。
通常眼球は丸い形をしていますが、近視になると眼球は後ろに伸びてしまい、円の形に変形してしまいます。
眼球が伸びてしまうとピントが合わなくなってしまい、物がぼやけて見える事になります。
さらに、眼球が伸びてしまうと、網膜が常に引っ張られた状態になる為、網膜や視神経に負担がかかります。
それが原因となり、緑内障、白内障の病気に繋がり、最悪は失明に繋がってしまうのです。
近視の治療はここまで進化してた!最新の治療方法とは?
ICL(アイシーエル)は、小さいレンズを目の中に移植して近視や卵子を矯正し、裸眼視力を回復させる新しい視力矯正手術です。
この手術を行うことで、メガネやコンタクトレンズをつける必要がなく、「眼内永久コンタクトレンズ」とも呼ばれています。
まとめ
生活環境や社会が変化したことで、目にはたくさんの負担がかかってしまいます。
子供までもがメガネをかける時代になってしまいました。
私自身もメガネをかけないと生活出来ませんが、正直メガネの手入れも大変で目が良い事には越したことはありません。
自分の目を守るためにも、スマホやパソコンを使用する時は画面と目の距離を適度に保ち、長時間の使用は避けるべきだと思います。